ウィーン中央駅がメインの駅となってからはrailjetやECを始め主要な電車が全てここに入って来て、ここからウィーンを離れて行きます。
ウィーン中央駅は中心から地下鉄1号線で国立オペラ座がそばにあるKarlsplatzからたった2つですからとても便利です。
個人旅行をされる方でウィーンからザルツブルクやヴァッハウ渓谷のメルクなどへ鉄道で行くという方は多くいらっしゃいます。
団体旅行でもウィーンで1日フリータイムがあると、ザルツブルクへの行き方の質問がよくあります。
私も仕事でザルツブルクなどやウィーン国際空港に行く機会が多く、かなり頻繁に中央駅を利用します。
さて、ザルツブルクなどの長距離を電車で移動する場合、時間帯によっては座席の予約はした方がいいでしょう。
ザルツブルクなどの場合経験上早朝ではない朝やまたザルツブルクからウィーンに来る夕方当たりの電車は満席になることが多いです。
その駅が始発であれば早めに行っても席は確保できると思いますが、途中駅から乗車する方も座席予約をしていますので、その時は座れても後にどかなけでばいけませんね。
私はいつも座席予約をしていきます。
オーストリア連邦鉄道(ÖBB)での座席予約は3.50ユーロです。
railjetなどの長距離列車の場合は行き先が異なる車両が連結されていることも多く、駅のどこに自分が予約した車両が停車するか知っておいた方が便利です。
railjetが停車するような主要駅には必ず停車に関するインフォがあります。
こちらはザルツブルク中央駅です。
ウィーンから来る場合やザルツブルクからウィーンに向かう場合はこの駅からです。
ホームがかなり長いですね。
画面右端に「4」という数字が見えますが、4番ホームであることを示しています。
さらにホームはA~Eまでの領域に分けられていて、それを目安に車両がどこに停車するか表示されます。
ホームにはインフォスクリーンがあり、そこで長距離列車の列車番号と停車する位置が確認できます。
上の写真はホームにあるインフォスクリーンです。
1等車、2等車、食堂車、車両番号が表示されています。
上には左から4F~4Aまで記されていますが、それの合わせて電車が停車します。
この時私は一番上のrailjet69号のウィーン中央駅行きを予約しましたが、別方向から来たrailjetがこのザルツブルク駅で連結されて、機関車を含めて17両編成ですから新幹線とほとんど一緒です。
場所を事前に知らないと車内で移動することになりますので無駄が多くなります。
"Ihr Standort"として現在地が表示されていることがわかります。
つまりこのインフォスクリーンはホームのほぼ真ん中に置かれていることがわかります。
車両番号も順番には連結されてはいませすが、違う目的地から来たrailjet同士が連結されているので、この例だと37号車の間に機関車があり、その次に21号車となっています。
車両表示の下には行き先が示されていて、黄色の1等車はウィーン国際空港行き、緑の2等車はウィーン中央駅となっています。
長距離を移動する場合には車両がどこに停車するか事前に知っておいた方が便利です。