こちらのレストランは日本と違ってお水などは出てきません。
日本ではレストランなどに入れば席に着くとお水などをすぐにサービスしてくれますね。
ウィーンのカフェハウスはでも違います。
カフェといっしょに必ずコップ1杯のお水が付いてきます。
ウィーンの上水道はアルプス山脈の湧水ですからこの美味しいお水からカフェができているんですよ・・・と言っているようです。
こちらでは"飲み物"はちゃんと頼む習慣となっています。
団体ツアーではたいてい食事がついていますが、飲み物は別です。
そのため昼食などで皆様に飲み物とその価格の御案内をするのはひとつの習慣となっています。
その時によくオーストリアのジュースを紹介することがあります。
それは日本でも知られているRedBull (レッドブル)ではなくてアルムドゥドラーという地元で支えられているジュースです。
Almdudler(アルムドゥドラー)はオーストリアの国民的清涼飲料水で、ハーブレモネード(ハーブソーダ)です。
成分は違いますが、ジンジャーエール的な味路線ですが、そこそこ甘さがあって、爽やかな味です。
Almdudlerは、1957年Erwin Kleinによって設立され、地元で支えられながら、すでに50年以上経過しています。
最近は輸出にも力を入れ、隣のドイツでも飲むことができます。
輸出額の割合は全体の20%になるそうです。
時代の流れでこのAlmdudlerも以前にはなかった種類を見かけるようになりました。
上の写真は一般的スーパーで売られているアルムドゥドラーのペットボトルです。
アルムドゥドラーは瓶もあります。
ラベルの色によって味が少し違います。
左から・・・
赤ラベルは最もオーソドックスなもの
青ラベルはシュガーフリー
黄色ラベルはレモン味のAlmdudler G'spritzt
(Almdudlerは元々炭酸飲料ですが、それをさらに炭酸で割ったもの)
黄緑ラベルはミント味
紫ラベルはニワトコ味です。
以前は緑ラベルの炭酸抜きがありましたが現在では見かけません。
レストランではたいていオリジナルのアルムドゥドラーを飲むことができます。
爽やかな炭酸飲料でおいしいです。
これを飲むと"オーストリア"を感じますね。
ちなみにAlmdudlerにはRadler(ラドラー)もあり、これも結構おいしいです。
ウィーン滞在中に是非飲んでみてはいかがでしょうか?