月日の流れるのは早いもので今日から10月です。
9月は猛烈に忙しかったのであっという間に過ぎてしまった感があります。
ここ数日いい天気が続いていて、秋晴れの青空が広がるウィーンの街です。
観光していてもとても気持ちいいですし、青空の下、荘厳で優雅な建造物と共に街がより美しく見えます。
昨日も団体ツアーの皆さんと全日観光だったのですが、昼過ぎにグラーベンを歩いた時にまたシルヒャー・シュトゥルムを話題にしました。
木、金、土しか店が出ないこと、旬のものであってウィーンではあまり飲むことができない話題性があるシルヒャー・シュトゥルムですからね。
多くの皆さんがその場で味見をしました。
おっと、今日はシルヒャー・シュトゥルムについて書くつもりは全くありませんでした。
この秋の空気を感じられることを話題にします。
ウィーンの街には多くの公園があり、この時期公園を歩くだけでもマロニエの葉の色や、多くの実が落ちていたりと秋を感じることができます。
街中の公園もいいですが、個人的にBotanischer Gartenは大好きです。
先日、街中にいるとは思えないBotanischer Gartenでリフレッシュというタイトルでここがまだ夏の時期の写真を掲載しましたが、ここの秋も素敵です。
緑もまだ多く見られますが、葉の色が変わり、ススキなども見られ夏とはやはり違う空気です。
ここは観光では外せないバロックのベルヴェデーレ宮殿の真横にあるというのもおもしろいです。
ベルヴェデーレ宮殿はいつも観光客で賑わっていますが、このBotanischer Gartenは地元の人が圧倒的に多く訪れています。
左上の写真はSpindelstrauch (セイヨウマユミ)です。
右上の写真はベルヴェデーレ宮殿が見えていますね。
多くの落ち葉が見られ、季節の移り変わりを感じられます。
このBotaischer Gartenはウィーン大学の管轄で、1754年マリア・テレジアの時代から存在していて、80.000m²という市立公園よりも広い敷地には約9500種類もの様々な植物が植えられています。
朝は10℃前後と冷え込む日が多くなりましたが、日中はとても過ごし易い陽気です。
太陽の木漏れ日の中にちょっと腰を落ち着けるだけでもここに来る価値があります。