ザルツブルクの Rupertikirtag

先日ウィーンのWollzeileで行われたStraßenfestを話題にしましたが、このようなローカルなお祭りは年間を通して色々な所で行われています。

今日はそのようなお祭りでも非常に規模が大きいザルツブルクのお祭りを紹介します。
今年はザルツブルクに行くことが多く、先週の月曜日も大学研修旅行の皆さんとザルツブルクに3泊しましたが、昨日またザルツブルクに行きました。
ザルツブルクでは毎年この時期にRupertikirtsg (ルペルティキルターク)という大きなお祭りが開かれます。

昨日はウィーンから朝出発してメルク修道院の見学をして、昼食をメルクの街で済ませ,そのままザルツブルクに向かいました。

メルクからザルツブルクまでは200kmちょっとありますが、なるべく早くザルツブルクに到着されたいという御希望もあり途中休憩をせずにザルツブルクに入りました。
金曜日の午後ということもあってザルツブルクの街もそれなりに渋滞していましたが予定通り旧市街の一角にあるホテルに到着して荷物を降ろし街中に向かいました。
Rupertikirtagがあることはもちろん分かっていましたが予想以上に旧市街は混雑していました。

 

Rupertikirtag は9月20日 ~ 9月24日の5日間も開かれて、今年で41回目を迎えます。

名前から想像できる通り聖人ルペルト (ルプレヒト)に因んだお祭りです。
聖ルペルトは696年にこのザルツブルクの地に来てドイツ語圏では最古の修道院であるベネディクト派のペータース修道院を設立し、ザルツブルクの最初の司教になった人物です。
左はAlter Markt、右はレジデンツ広場でザルツブルクの大聖堂が見えています。

 

昨日は雲が多く青空は見られませんでしたが所々から太陽の光が差し込んでいました。

大聖堂を囲むレジデンツ広場、ドーム広場、カピテル広場やオリジナルモーツァルトクーゲルンで有名なFürst (フュルスト) のすぐそばにあるAlter Marktにはたくさんの屋台が並び大変な混雑となっていました。

左はレジデンツ広場、右はドーム広場です。

レジデンツ広場には子供達のためのアトラクションなども設置されています。

観光客よりも地元の人が多く集まっているようでした。

 

民族衣装を着ている地元の人が目立ちました。

ザルツブルクの街だけでなく、周辺からも多くの人が訪れているようでした。

このようなお祭りでは"花より団子"で、ビールなどが飲める場所に多くの人が集まっています。

 

右はGetreidegasseで、奥の方にオーストリアの国旗が掲げられている建物が見えますが、モーツァルトの生家です。

モーツァルトがここに生まれた時には、この街は当時の大司教区としてはほぼ終わりの時期でした。

 

屋台で売られている物は違いますが、何となくここのクリスマス市を思わせる空気でした。

 

 

 

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