"路面電車貸し切り"のテーマも知らない間に7回目を迎えました。
ウィーンはたくさんの路面電車が走っていて、ウィーン市民の重要な足となって大活躍しています。
観光中にもこの路面電車に乗ることがよくあります。
特にリンク道路の周りを走っている路面電車は観光客にも絶大な人気があり、何と言っても情緒があります。
ウィーンの路面電車第1号はリンク道路が開通した1865年にもう走っていますので、一昨年2015年は路面電車にとっても150周年記念の年だったわけです。
年間を通して、観光中に路面電車に乗るツアーも結構ありますが、その場合は数区間だけの"体験乗車"が圧倒的に多いわけですが、ツアーによっては貸し切りしてリンク道路を1周することもあります。
今回は2017年2月中旬にある有名企業の方々と1日観光がありましたが、路面電車貸し切りから観光が始まりました。
路面電車をチャーターする場合はたいていKarlsplatzのオットーヴァーグナーパヴィリオンの前であることが多いです。ここはちょっと広いスペースになっていて、通常の路面電車の停留場となっていますが、複数線あるのでチャーター路面電車も待機することができます。
今回はRing Tram(リンクトラム)の黄色い路面電車が待っていました。
この日は朝からいい天気で青空が広がっていました。
企業の方々ですからお客様は男性ばかりです。
今回の運転手さんも親切な方で、走行中でも何回も話をしてくれました。
この方は普段の路線は運転していなくて、特別車両を担当しているそうです。
右上の写真はちょうど国立オペラ座前を路面電車が通過している所です。
皆さんが乗り出すように写真を撮っていますね。
この時は黄色のリンクトラムの車両でしたから、それぞれの停留所で乗ろうと思って反応する一般のお客さんはいませんでした。
私達はリンク道路にSchwarzenbergplatzから入り、1周してまたSchwarzenbergplatzに戻り、そのままKarlsplatzに戻りました。
路面電車を貸し切ることは団体ツアーならではのことですね。