7月~8月は休暇シーズンで地元の人が多くウィーンを離れています。
この時期のウィーン中心部の雰囲気は世界から多くの観光客が来てくれるので、いつもと比べると逆に地元のカラーが少なくなっているように感じます。
私も日本からのお客様を御案内していますから観光しているわけですが。
夏の時期のウィーンも開放的でいいですね。
私は仕事では観光案内をしているわけですが、仕事を離れた家族との時間も大事です。
時間を見つけては色々な所に出かけています。
うちのお気に入りのスポットで気軽に行けるヒルシュシュテッテンの花壇庭園はウィーン郊外にある大きな植物庭園で、このコーナーでもよく話題にしています。
先日またちょっと出かけてきました。
ヒルシュシュテッテン花壇庭園(Blumengärten Hirschstetten der Stadt Wien)は ウィーン市MA42が管理している、ウィーン22区のHirschstettenにある大きな植物庭園です。
ウィーンの街中に植えられている花などはここでも栽培されていて、色々な種類の植物や木々が植えられています。
ここはウィーンの街中に見られる公園とは全く違います。
ここは地元では有名な場所なので、訪れている人は地元人以外はまず見たことがありません。
広さは60.000m²もあり、24の文化小屋、温室、大きなグラスハウス3つを始め至る所にありとあらゆる植物が植えられています。
花壇庭園と言っても、実際には植物だけではありません。
子供達のための遊び場や迷路、動物達も飼育されていて実際は植物園、動物園、公園がいっしょになっているような花壇庭園なので、街中にある自然公園的な感じです。
テーマ別に分かれた庭園や池もあってここを歩いているだけで十分楽しめます。
うちがここに来ると必ず迷路に入ります。
もう数えきれないぐらいここの迷路に入っているので、コースは覚えてしまいましたが、出られない人は20~30分はかかります。
この日は30℃以上が10日間続いた後のちょっとだけ涼しくなった6月30日です。
ウィーン市が管理していますから、植物などにもしっかり水をあげることができますが、それでもかなり乾いていました。
ここは中心からは行きづらいのが唯一の欠点ですが、行く価値は十分あります。
うちはいつも車で出かけていますが、公共交通機関を使ってもアクセスできます。
地下鉄U1で、Kagranerplatz まで、そこから22Aのバスです。
営業時間
3月21日~10月15日まで
火~日 10:00~18:00
(6月~8月の金、土は20:00まで)
月曜日 休園
10月17日~12月22日、1月7日~3月18日は、Palmenhaus(温室)のみオープン
火~金 10:00~15:00 日 10:00~18:00 まで
※花の販売はなし
入場無料
http://www.wien.gv.at/umwelt/parks/blumengaerten-hirschstetten/