今年の6月19日からは10日間連続で30℃を超えたウィーンでしたが、それ以降も暑い日が多くあります。
オーストリアはアルプス山脈が大きく横たわっているという地形の特徴がありますので、雲の動きが複雑で実際に天気を予想するのは非常に難しいと言われています。
ウィーンの街も415km²とかなり広い街ですから同じウィーンにいても晴れてる場所もあれば同時に雨が降っている場所もあるというようなことがよくあります。
数日前は豪雨が数回ありました。
所で団体ツアーの皆さんと観光中にカーレンベルクに行くことがよくあります。
ここに来るとウィーンの街を見渡せるので雲がどのように漂っているかよくわかります。
上の2枚の写真はカーレンベルクの展望台からのウィーンの街に向かっての定番な眺めです。時間は15:30頃で、雲が多く漂っているのがわかります。こちら側の方は晴れていて写真のずっと奥の方は南の方角で、雨雲らしき色になっていることがわかります。実際この後、アム・シュタインホーフ教会に行ったのですが、カーレンベルクとは違ってかなり暗い雲が漂っていて、雨がぱらついていた状況でした。
こちら側はいい天気で晴れていることがよくわかりますね。奥の方は暗い雲が漂っています。
カーレンベルクからの街の眺めは午前中よりも午後の方がいいです。午前中は天気が良くても結構霞がかったように見えることが多いです。雲が多くてもこの時間の方が街並みがハッキリわかります。
こちらは通常の展望台よりももっと奥に行った小さな展望台で、ここからの眺めも印象的です。多くの人はここには気付かないのですが、地元の人は知っています。こちら側からだウィーンのドナウ河の様子がよくわかります。
麓が霧に覆われていたら景色を楽しみにカーレンベルクに行く意味があまりないと思いますが、多少の雨模様でもウィーンの街の眺めはそれなりに楽しめますよ。