5月30日に今年は初めて30℃を超え、その後6月12日が2回目の30℃を超えた日となりました。
6月19日からは10日間連続で35℃弱が続き、そこから6日間30℃を下回りました。
この時は少し暑さが和らぎ、観光も気持ちよくできましたが、先週の水曜日7月5日からはまた30℃を超える日が続いています。
朝方は日陰だと20℃に達しないぐらいなのですが、午前中9時を過ぎると徐々に暑さが増していくのがわかります。
夕方近くにはちょっと不安定な雲の流れとなり、ウィーンの外側はおそらくGewitter(雷を伴った局地的な強い雨)が来ると思われるような色をした雲が広がっているのが見られることが多いです。
昨日は団体ツアーの皆様と全日観光だったのですが、朝9:00にシェーンブルン宮殿から始まりました。
全室見学するグランドツアーだったのですが、昨日の宮殿内は午前中でもかなり蒸し暑かったです。
午後には予報通りGewitterが来るだろう・・・という空気が午前中のこの時から感じました。
シェーンブルン宮殿の後はベルヴェデーレ宮殿でクリムトの世界を御案内し昼食はDEMELでした。
その後はシュテファン大聖堂を含んだ旧市街の徒歩観光という内容でした。
DEMELを後にしてKohlmarktを通り、Grabenを歩いている時には結構風が強く吹き始めていて、
まもなく強い雨が来そうだな・・・という空の色に近づいて来ました。
シュテファン大聖堂で簡単な説明をした後、ケルントナー通りを通って国立オペラ座まで、そこで観光終了という予定でした。
大聖堂から歩き始めようとした所で大粒の雨が降り始めてきました。
これはどこかに避難した方がいいと思わせるすぐに激しく降りそうな雨粒でした。
Stock im Eisen広場をケルントナー通りに向かう時にとっさに地下鉄の駅へと思ったのですが、靴屋さんのSALAMANDERの店の前には改装工事のための屋根があるので、そこで皆さんと雨宿りをしました。
激しい雨ではありませんでしたが、傘なしではきつい雨でしたが、5分もすると雨が遠ざかり、ケル院トナー通りを国立オペラ座に向かって歩き始めました。
この時はほとんど雨が降っていなかったのですが、ケルントナー通りの歩行者天国が終わりに近づいたころ、再び大きな雨粒が来ました。
皆さんに少し急いで頂き、ホテルザッハーを右手に見ながら国立オペラ座のアーチの下に到着してからすぐに豪雨となりました。
本当にタイミングが良かったです。
上の2枚の写真は国立オペラ座のアーチで雨宿りをしている時に撮影しましたが、写真では残念ながら豪雨であることはあまりわかりません。
この時はものすごい強い雨が降っています。
たくさんの人がいましたが、一斉に非難したので誰もいなくなりました。
この時国立オペラ座のアーチの下には私達以外にも多くの人が雨宿りをしていました。
30分ぐらいは皆さんとここにいたでしょうか。
その間にフリータイムに関しての色々な御質問を受けました。
雨が徐々に小降りになり、空が明るくなってきました。
皆さんとお別れして私は行きつけの窓のカフェに喉を潤しに行くため、ケルントナ通りを再びシュテファン大聖堂に向かって歩いて行きました。
豪雨が過ぎ去った後のシュテファン大聖堂前とグラーベンです。
多くの人が歩いています。
この時にはもう青空が見え始めていました。
その後窓のカフェのオーナーと雑談をしながら喉を潤して家に帰りました。