2017年も早いもので半分が過ぎ、今日から7月です。
ウィーンの学校は昨日が終了式であり、9月初めまでの長い夏休みに入ります。
夏休みというのは子供達に対しての表現で、こちらではFerien(フェーリエン)と呼ばれています。
一般的にはUrlaub(ウアラウプ)・・・休暇です。
こちらは9月から新年度が始まりますから、今は年度末であり、多くの地元の人が休暇に出かけます。
先週ぐらいから「休暇までもう少し・・・暑いけど頑張ろう・・・」という雰囲気が街中に漂っていて休暇前のちょっと師走的な空気を感じました。
ウィーンは6月19日から10日間連日で30℃~35℃の暑さとなり、一昨日の木曜日から30℃を下回り、
雨も少し降り、朝は涼しくなりました。
私もこの暑さの中で毎日仕事をしていましたから、ちょっと疲れが溜まってきました。
一昨日の29日やっと気温が下がったウィーンは心地いい風が通り抜け、30℃を超えていた青空の色とは違うウィーンらしい空でした。
今週はベルヴェデーレ宮殿によく行きましたが、ここからの眺めは印象的で6月29日は特に綺麗な景色を見ることができました。
一昨日の29日は朝7:30ホテルからスタートというよくあるシリーズのツアーでした。
このシリーズでは最初にシェーンブルン宮殿に行き、全ての部屋を見るグランドツアーを御案内した後、ベルヴェデーレ宮殿のオーストリアギャラリーを訪れ、リンク道路をバスで走ってレストラン終了という5時間観光です。
シェーンブルン宮殿での朝の青空も暑い時の青空とは違っていましたが、ベルヴェデーレ宮殿も同様に青空が印象的でした。
この2つはヨーロッパで重要なバロック建築でもあり、青空によく映えます。
もう何度も書いていますが"バロック様式"という観点から見ると、シェーンブルン宮殿よりもこのベルヴェデーレ宮殿の方が高く評価されています。
この宮殿から見えるウィーンの中心に向かっての眺めがとても印象的です。
宮殿に入らなくてもこの場所はちょっと高くなっているので美しい眺めを楽しむことはもちろんできますが、宮殿の上階からこの眺めを見た方がずっと印象的です。
ではその眺めを御覧下さい。