ベルヴェデーレ宮殿での写真解禁は制限があります

ウィーンは連日30℃を超える暑い日が続いています。

数日前の朝方の雷を伴った雨が降り、午前中はちょっと不安定な天気でしたが、その日の午後は30℃を超えました。

毎年このような暑さは経験していますが、30℃を超えた中での観光は体力をより使いますね。

 

さて、6月1日からベルヴェデーレ宮殿の上宮で写真解禁といううれしい話題をお届けしましたがその後写真解禁に少し変化があり、全ての絵画の写真が撮れる・・・というわけではありません。

 

 

6月1日にベルヴェデーレ宮殿上宮(オーストリアギャラリー)の写真が解禁となり、館内の空気は大きく変わりました。

とにかく訪れた方は写真を撮りまくりで、例えばクリムトの接吻の前でポーズをとって撮影したり、順番待ちで撮ったりなどかなり騒然とした状況が多く見られます。

私もその後仕事で頻繁にここを御案内していますが以前とは明らかに空気が変わりました。

 

ベルヴェデーレ宮殿の写真解禁はかなり話題性がありましたが、その後少し方針が変わり、全ての絵画が撮影できる状況ではなくなりました。

それは・・・

 


 

特定の絵画には左上の写真の見られる"撮影禁止"マークが添えられました。

右上の写真はオスカー・ココシュカの絵画ですが、撮影禁止マークが付いていますね。

最初はこれに気付かないかもしれませんが、係はしっかり把握していますので、写真禁止になっている絵画を撮影すれば当然係から注意されます。

 

宮殿側に確認したら、案の定、著作権や所有者の考え方などが反映しているとのことです。

1階コーナーは多くの絵画が撮影禁止マークが見られ、2階もこのココシュカはアウトです。

撮影する前のこの撮影禁止マークがあるか確認して下さい。

 

全ての絵画が写真解禁になっていなくても、悲観することはあまりありません。

話題性があるクリムトやシーレなどを始め、多くを撮影することができます。

フラッシュ、三脚、自撮り棒は禁止ですからご注意下さい。

 

 

 

 

 

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