今年の1月は例年と比べるとかなり寒かったので、2月、3月の中旬ぐらいに咲く花もひと月ぐらいは遅れて咲きました。花と同じように新緑もいつもよりは少し遅かったような気がします。
4月の後半から5月にかけては陽気も暖かくなり、ウィーンの街も寒かった冬を忘れたかのように緑も多くなってきました。一昨日までは夏のように暑い日が続きましたが、その日の夕方から雨が降り、気温が下がり涼しい夜でしたが、明日からは日中25℃~30℃でいい天気という予報が出ています。
さて、4月19日付で花粉症を話題にしましたが、こちらでも花粉症に悩まされている人は多くいます。
花粉症だけでも4月の時よりも少ないですが100万人が、その他のアレルギーを含めると180万人が何かしらのアレルギーに悩んでいます。花粉の中ではハシバミ属、ハンノキ属、草などが大きな影響を与えています。
鼻水が出る、目がかゆい、涙ぐむ、喉がかさかさする、呼吸しにくい・・・といった症状です。
花粉症以外はどんなアレルギーが多いのでしょうか?
アレルギーのトップは花粉症で、全体の46%にも及びます。前述した花粉以外でもオーク(ナラ属)、クルミ、松、トウヒ、マロニエ、イラクサ属なども広く分布しています。
日本とは種類が違う花粉症ですが、こちらにも花粉症は存在します。
日本で花粉症に悩まされている人がこちらに来るとよくなる人が多いです。
これは団体ツアーを見ているとわかります。
それ以外でも動物アレルギーやほこりからも、また食べ物のアレルギーはよく聞きますね。
ウィーンは緑がとても多い街で、色々な花が見られますが、反面花粉症に悩む人もとても多いことがわかります。
花粉症 | 46% |
動物の毛 | 19% |
家のほこり | 18% |
食べ物 | 11% |
薬 | 11% |
太陽 | 10% |
他人と接触 | 8% |
虫などの毒 | 5% |
カビ | 2% |
ラテックス | 2% |
その他 | 7% |