今年は突然に春が来たような感じがします。
3月の最後の週からずっと天気がよくて、日中の気温も25℃近くまで上がり、むしろ初夏の雰囲気です。
このような極端なことがこちらではよく見られます。
緑も多くなり、本来この時期に咲く花も一挙に咲き始めています。
寒かった冬を忘れるかのようにこの空気を地元の人が楽しんでいます。
先日もピクニック状態の市立公園をちょっと話題にしました。
ウィーンのどこの公園でも春の色が見られます。
公園のような大きな墓地に中央墓地がありますが、ここももちろん春の空気が漂っています。
この時期は音楽関係の高校生や特別なツアーが多く、続けて中央墓地に行くことが多いです。
4月1日にも中央墓地に行きました。冬場と違って芝生も緑になっていて、木々にも新緑が見られます。
また、花が植えられていますのでこれも冬場ではあまり見られない光景です。
ここは墓地ではありますが実際は公園のような感じでのびのびとしていて、散歩に来る方も多くいます。
左上の写真はこの中央墓地の定番な場所です。たいていのガイドブックにはこの場所が掲載されています。
モーツァルトの記念碑にベートーヴェンとシューベルトのお墓です。
右上の写真はヨハン・シュトラウス2世とブラームスです。
この日はここに来たのは午前中でしたが、天気も良くて気持ちよく歩けました。
お墓はヨーロッパの建築様式がベースになっているものが多く、緑の芝生と共に美しさを感じます。
ここは墓地でありながら散歩をするだけでも楽しいです。
鳥のさえずりも気持ちよさを演出してくれます。
中央墓地、中央墓地2、中央墓地3、中央墓地4、日本人専用の墓地、映画「第三の男」のラストシーンの並木道、ユーゲントシュティール様式のカール・ボロメウス教会なども御覧下さい。