ヒルシュシュテッテン花壇庭園の復活祭市(2017年)

昨日の4月16日はOSTERN・・・復活祭で、今日はOstermontag(オスターモンタック)で復活祭の月曜日・・・イースターマンデーでお休みです。

先週から学校はOsterferienに入っていて、地元の人達は色々な所に出かけます。

うちも色々な所に出かけました。

しかし、復活祭当日の昨日と今日は天気があまりパッとしません。4月によくある不安定な天候で、青空もありましたが、ウィーンも場所によっては雨が降ったり、気温も10℃そこそこという寒い陽気です。

昨日の復活祭日曜日は特に遠出をする予定は立ててなかったこと、うちの方は雨もなく、比較的青空が見られたのでヒルシュシュテッテンの花壇庭園にちょっと行って来ました。

 


 

ヒルシュシュテッテンの花壇庭園はうちのお気に入りのスポットのひとつで、Blumengärten Hirschstetten der Stadt Wienというウィーン市が管理する広大な植物庭園です。

ここでは年間を通してその時期に合わせたイヴェントが多く開かれ、例えばここのクリスマス市も有名です。

クリスマス市と同様に毎年復活祭にも市がでます

"Frühlingsgrüße"(春の挨拶)というタイトルで、復活祭の時期に3日間開かれます。

今年は4月15日、16日、17日です。

 


 

花壇庭園内の至る所には復活祭のシンボルであるうさぎやたまごが登場し、それぞれがが可愛らしいデコレーションとしてとても絵になります。

春を意識した様々な花が咲いていて、それを見るだけでも十分楽しめます。

 


 

青空も少しは見られましたが、厚手の上着を着ている人がほとんどで、何もしないで座っているとかなり寒く感じました。でも花壇庭園内はその寒さを忘れさせてくれる多くの花や緑をつけた木々が見られます。

去年の復活祭時期もここを訪れましたが、肌寒かったのを覚えています。

 


 

それでもかなりの人出で、駐車場は車で一杯でした。

多くの屋台が出ているので、まさに"花より団子"という人も多く、ワインを飲みながらソーゼージなどを食べている人を多く見かけました。

ここには大きな池がありますが、中には生まれたばかりのオタマジャクシがたくさん泳いでいました。

うちがここに来ると、右上の写真に見られる迷路に必ずと言っていい程入ります。

しょっちゅう来るので、もう出口までのルートは覚えてしまいましたが、知らなければ結構迷いますよ。

迷路に作られている見晴らし台から奥を見渡すことができます。桜が満開です。

 

ここは広さは60.000m²もあり、24の文化小屋、温室、大きなグラスハウス3つを始め至る所にありとあらゆる植物が植えられています。

 

また子供達のための遊び場や迷路、動物達も飼育されていて実際は植物園、動物園、公園がいっしょになっているような所です。

 

ウィーンの街に飾られている春咲きの花36万株、夏の花150万株、秋咲きの花6万株、そして球根花100万株がこのヒルシュシュテッテン花壇庭園で栽培されています。

 

特別なイヴェントがなくてもここは十分に訪れる価値があります。

 

 

 

 

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