ウィーンによく見られるこの時期の花 175(ヒメリュウキンカ)

3月27日からの一週間は一気に春が訪れた感じです。毎日日中20℃を超えていて初夏の空気さえ感じます。

仕事もとても気持ちよくできますね。何と言ってもお客様も天気が良くて大喜びです。

逆に寒いことを想像して、厚手の衣類しか持って来なかった・・・暑いので薄手の服をウィーンで購入する方もいらっしゃいます。

花が咲き始め、緑が多くなっていく新緑の時期のウィーンはまた綺麗です。

この時期には多くの花が咲き始めますが、今日のこの小さな花も色々な所で見かけられます。

 

右の写真を見て下さい。

小さくて黄色い花がそこらじゅうに咲いています。

遠くから見ているとキバナセツブンソウのようにも見えるのですが、それよりも開花時期が遅いです。

 

これはドイツ語ではScharbockskraut

(シャルボックスクラウト)、

学名ではRanunculus ficaria,

日本ではヒメリュウキンカ(姫立金花)です。

 

キンポウゲ科でキンポウゲ属の多年草です。

 

 

 

 

開花時期は3月~5月、高さ5~15cm、光沢のある黄色い花を咲かせます。

葉は地面の低い所でかなり密集して見られ、ハート型でちょっとギザギザが入っています。

原産はヨーロッパで日本では園芸用として入って来たものが野生化したそうです。

 

ウィーンの街中の公園などには必ずと言っていい程見られ、また標高1400mぐらいまでの山地の林の中や森などにも野生のヒメリュウキンカがたくさん咲いています。

民家の庭などにも多く見られます。

 

 

写真は2017年3月28日 17:00頃中央墓地で撮影したものです。

 

 

 

 

 

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