オーストリアは小さい国でもそれなりの経済大国でヨーロッパの中でも物価は高く、税金も、人件費もそれなりに高くなっています。
その分社会保障にはそれなりに還元されていると生活をしていると思います。
また、ウィーンは世界で最も住みやすい街にも8回選ばれていて、生活のクオリティーは高いということをよく実感します。
さて、今年1月にWeltwirtschaftsforum (世界経済フォーラム)による世界のどの国が裕福であるかというデータが新聞に掲載されました。それによるとオーストリアは世界で10番目に裕福な国だそうです。
1. ノルウェー |
2. ルクセンブルク |
3. スイス |
4. アイスランド |
5. デンマーク |
6. スウェーデン |
7. オランダ |
8. オーストラリア |
9. ニュージーランド |
10. オーストリア |
11. フィンランド |
12. アイルランド |
13. ドイツ |
14. 韓国 |
15. カナダ |
トップはノルウェー、2位はルクセンブルク、3位はスイスで、全てヨーロッパです。
景気がそこそこで、失業率も上向き状態でもありながらオーストリアは10位にランクされています。
ベスト10にはオーストラリアとニュージーランドを除いてすべてヨーロッパ諸国ですね。
このランクにはGDP(国内総生産)、教育、仕事、健康、所得、公債が考慮されています。
オーストリアは何気なく観光立国的なイメージがあると思いますが、この国には色々な産業があります。
観光業ももちろん重要であり、ある程度の国の保護がありますので、国家公認ガイドとして仕事をしているとそれを実感します。税金は多く持って行かれますが、とても仕事がし易い環境だと私は思っています。
このようなデータを除いても、オーストリアは旅の全ての魅力を持った美しい国です。