日が暮れて暗くなってもウィーンの街並みは素敵です。多くの歴史的建造物がライトアップされ、昼間とはまた違った姿を見せてくれます。こちらのライトアップは決してカラフルな色を使うことはまずなく、下から照らし出すようなシンプルなシンプルなライトアップが多いですが、この方が歴史的建造物が暗闇から浮かび上がるようにそしてより荘厳に見えます。
さて、ウィーンに来られたらシェーンブルン宮殿は外せない所ですが、たいていの人は昼間に行きますね。
だって宮殿内部はクローズしていますし、庭園だって入れませんからね。
でもこのシェーンブルン宮殿のライトアップは素敵です。
普通はシェーンブルン宮殿にこの時間に入ることはここに知り合いが住んでない限りは無理ですね。
シェーンブルン宮殿はシェーンブルン宮殿内を案内できる国家公認ガイドのための避難訓練が毎年あって、
今年は1月10日に行われました。その時に撮影したものです。
シェーンブルン宮殿には独自のライセンスがあり、国家公認ガイドもガイドライセンスとは違うシェーンブルン宮殿が発行しているAusweis (身分証明)を所有しています。
去年の9月からシェーンブルン宮殿は宮殿内部を案内するにあたっての試験制度を導入し、クオリティーの高さと案内できる人数の制限をしています。国家公認ガイドであっても、シェーンブルン宮殿の内部を案内するためにはシェーンブルン宮殿のライセンスが必要で、また、団体ツアーでも担当国家ガイドがいないとチケットを発行できないシステムになっています。
個人で国家公認ガイドと観光する場合は、ガイドがシェーンブルン宮殿の予約をできますから問題ありません。
昼間見る時のシェーンブルン宮殿とは全く違いますね。1月は寒く、特にこの日の夜も寒かったです。
雪がたくさん残っていますね。マリア・テレジアイエローが本当によく映えています。
シェーンブルン宮殿の避難訓練は、お客様と内部観光している時に自分がどこの部屋にいて、非常時にはどこへお客様を誘導するかや、シェーンブルン宮殿の規定や統計などの話があります。
毎年数百人の同僚が集まり、和気あいあいとした雰囲気で楽しみながら避難訓練を行っています。
毎日のように来る、また多い時は1日2回も来るシェーンブルン宮殿ですが昼間がほとんどです。
私にとってもこのシェーンブルン宮殿のライトアップはちょっと印象的です。