去年の5月の話になりますがまたまた路面電車をチャーターするツアーを担当しました。
今回は旅行会社さんが年間にたくさん催行されるシリーズではない特殊なツアーだったので、お客様は4名と添乗員さん1名というこじんまりしていました。
しかし、ウィーンは2日間御一緒しましたが、かなり中身が濃い観光内容でした。
この時、初日の朝1番で路面電車のチャーターが組み込まれていたので、待ち合わせ場所に移動しました。
待ち合わせ場所は例によってKarlsplatzのオットーヴァーグナーパヴィリオンの前でした。
時間通りにそこに着くと・・・
番号なしの旧タイプの路面電車が待っていて、ウィーン市交通局の係が私達を暖かく迎えてくれました。
今まで路面電車のチャーターをたくさんやりましたが、
今回の運転士さんが一番明るくて、サービス精神旺盛な親切なとてもおもしろい方でした。
ちゃんとウィーン市交通局の制服を着ていますね。
普通、運転士さんが制服を着て通常の仕事をしている姿はほとんど見ることがありません。
結構印象的だったので運転士さんの写真を撮りましたが
ここにアップすることも是非と言われて喜んで承諾してくれました。
左上の写真は路面電車の乗る前に、簡単な歴史的背景を説明してくれています。
通常の路面電車の貸し切りではこちらが質問しない限り、運転士さんはあまり案内してくれませんが、この方は路面電車の博物館などでも活躍されているそうでいつもとは違うスタイルで始まりました。
右上は社内風景です。
お客様4人とずっと奥に添乗員さんが座っているのが見えます。
この人数でチャーターしているわけですからとても贅沢ですね。
例によって私が社内で説明しながらリンク道路を一周して、またここに戻って来ました。
ウィーンの路面電車はリンク道路と同じ長さの歴史を持っています。
一昨年2015年リンク道路完成150周年記念の年でしたが、路面電車もその時第1号が開通していますので、路面電車にとっても150周年祭だったわけです。
このような企画はウィーンの市内観光におもしろいアクセントを加えます。