やっと2月1日から日中の気温がプラスになりました。今年の冬は例年よりもかなり寒い冬で、先月1月は1月4日以外全日朝はマイナスでした。1月は徒歩観光が多くて、この寒さの中での観光はお客様にとってきつかったと思います。また冷たい風が強く吹く日も多く、体感的にはもっと寒く感じました。
1月31日の夜にはマイナスでしたが気温が上昇したこともありたくさんの雪が降りました。
次の日2月1日の朝方は-3℃で日中は+1℃、この時降った雪は今年の冬では一番多い雪となりました。
その時の様子を話題にしてみます。
写真は2月1日朝7:00少し過ぎです。私は仕事に行く時にはよく車を利用しますが、左上の写真は運転中に撮影したもので、道路のアスファルトが全く見えない程雪が積もっています。朝早くから除雪車が活躍していましたが全く追いつかない状況でした。右の写真は駐車中の車に雪が積もっていますね。
ウィーンの街中では雪が多く降ってもチェーンなんか装着している人は誰もいませんし、公共交通機関がマヒしてしまうこともまずありません。こちらは11月からスノータイヤ(こちらではWinterreifen・・・直訳して冬タイヤ)を装着する義務があります。冬タイヤでもカーブなどは慎重に走らないとスリップしますから、いつもよりも皆さんゆっくと走っています。ここ数年はあまり多く雪は積もりませんでしたが、今年は違います。
地元で車に乗っている人は雪を車から払うブラシやフロントガラスや窓ガラスの氷を落とすスクレーパーのようなものを必ず車に載せてます。
アルコールと水を混ぜてスプレーすると簡単に氷が解けるのですが、ワイパーや塗装面などに影響があるのでこの方法で氷を溶かしている人はこちらではまず見ません。
写真からも想像できますが、質のいい粉雪です。左上の写真は歩道を歩いているのですがここはまだ除雪されていません。右の写真はAlte Donauで、ここは連日のマイナスで完全に凍っているので、そこに雪が降ればすぐに真っ白になります。
この日から今日まで気温はずっとプラスで、昨日は青空が広がるとてもいい天気でしたが、今日のウィーンは現時点では雨が降っています。
でも予報ではまだ寒さが来るということです。
今日の仕事はウィーンの国際空港からお客様を迎えてそのまま観光です。