もう何回も書いていますが今年の冬はとても寒く、1月は1月4日以外は全日朝はマイナスでした。
日中の気温もほとんどマイナスで風も強く吹く日も多く、体感的にはもっと寒く感じました。
旧ドナウは完全に凍り付き、シェーンブルン宮殿やベルヴェデーレ宮殿にある池も何日も完全に凍っていました。
私は仕事がシェーンブルン宮殿から始まることが多く、その際には地下鉄4号線でSchönbrunn駅まで行って、そこからは正門まで歩いて行きます。駅から正門までのほんの数分間でも外に出た瞬間に今日もまた寒いな~・・・ということを実感すると同時に、その日の午後の徒歩観光もこの寒さの中で・・・という思いが1月は何回もありました。朝、家を出た時にも寒さは感じますが、シェーンブルン宮殿の横を歩くと気持ちが仕事のモードになっていくので実感が湧いてくるのでしょうね。
地下鉄を降りて毎回最初に駅から眺めるのはウィーン川の光景です。
そのウィーン川も一部が凍っていました。
地下鉄4号線のSchönbrunn駅から眺めたウィーン川です。
川は流れていますがかなり凍っているのがわかります。
撮影したのは1月12日の朝8:00過ぎですが、前日11日の朝方が1月では一番寒く-15℃ぐらい、その日の日中は-5℃でした。この日12日の朝は-5℃でしたが、前日よりは10℃も高かったわけです。
ここが凍っているのを最後に見たのはいつのことだか記憶にありません。
一時的にマイナスになっても川は流れていますからすぐに凍ることはありませんが、これだけ凍っているということは何日もマイナスであったことを示しています。
寒くてもこの日はいい天気でした。
去年2016年1月29日付の雪が降った時のシェーンブルン宮殿 2を見て下さい。
ウィーン川はウィーンの森にあるKaiserbrunnberg(標高540m地点)が水源で,Niederösterreichからウィーン市14区に入りシェーンブルン宮殿のそばやナッシュマルクトを通りドナウ運河に注がれる全長34km、高低差385mの川です。