ヨーロッパは自転車文化と並んで車文化も地元の色を感じます。ウィーンはなるべく車に乗らないように・・・ということからカーシェアリングやレンタサイクルなども活発ですが、やはり街中の路駐状態を一目見れば自動車も生活の一部であり、ひとつの文化であることがわかります。ウィーン市内に住んでいれば車は必要ではないという意見も多く聞かれます。公共交通機関が発達しているウィーンの街では確かに車がなくてもある程度の所へはアクセスすることが可能です。しかし家族に子供がいる場合などは車があると当然便利で、時間を節約できますし、オーストリアは郊外には美しく魅力的な所が広がっていますから手軽に出かけることができますね。
去年の9月22付けでオーストリアでの車メーカーの順位を話題にしましたが、今回はメーカーではなくて、どのメーカーの何の車が一番多く走っているかという統計です。
1.Volkswagen Golf | 13.782 | -10.8% |
2.Skoda Octavia | 7.411 | +7.9% |
3.Volkswagen Tiguan | 7.167 | +33.3% |
4.Volkswagen Polo | 6.469 | -2.5% |
5.Fiat 500 | 6.183 | +11.8% |
6.Skoda Fabia | 5.469 | -9.1% |
7.Opel Astra | 5.146 | +36.1% |
8.Seat Ibiza | 4.974 | +17.7% |
9.Volkswagen Bus | 4.775 | +20.5% |
10.Renault Megane | 4.725 | -15.3% |
このデータは2016年10月終わりまでオーストリアで認可された新車台数です。オーストリア全体では去年と比べると6.1%も増加していて、278.451台となっています。
第1位は毎回そうですがVWのGolfです。VWは燃費のスキャンダルが発覚したにもかかわらずトップを維持しています。2位のSkodaも現在はVolkswagenの子会社ですから、ベスト3は全てフォルクスワーゲンということになりますね。
日本から見ればウィーンの街中で見られる車はいわゆる"外車"ばかりですね。