今年のウィーンの冬はここ数年と比べると寒く、朝方はマイナスになる日が多いです。しかし、天気がいいので青空が広がる日も多くあります。寒くても青空が広がれば心も軽くなりますね。外がマイナスの気温でも天気が良ければ少しでも散歩をしようという地元の人が多いです。
うちがよく行く散歩コースのひとつとしてマルヒフェルト運河がありますが、ここは街中の雰囲気とは全然違ってのんびりしています。先日も雪が降った後にここに行きました。
ウィーン21区にある地元で有名なホイリゲ街であるStammersdorf の近くを流れるMarchfeldkanal(マルヒフェルトカナール)・・・マルヒフェルト運河は水路沿いの散歩道とサイクリングコースとして地元ではよく知られています。マルヒフェルト運河は、Niederösterreichから、ウィーンの北側を通り、再びNiederösterreichのRußbachに流れ込んでいる全長約18kmの川のような水路です。
ここは散歩道になっていますが除雪されませんので雪がそのまま残っています。ここの雪がない時とは雰囲気が全く違います。
ここも気持ちのいいサイクリングコースや秋のマルヒフェルト運河を散歩も御覧下さい。
どこかの山の中のスキー場に来たような雰囲気ですね。
実際これだけ雪が積もればクロスカントリーのようにスキーで散歩している方にも出会います。
気温がマイナスですからしばらく雪も解けずに残っているわけですが、川は凍っていませんでした。
この日は子供と一緒にそりを楽しみました。マルヒフェルト運河に入った時から子供をそりに乗せて傾斜がある所までそりをしばらく引っ張って行きました。
写真だとあまりわかりませんが、肉眼で雪の結晶が十分見られる雪質で、文字通りのパウダースノーです。
この雪質だとボールにしようとしてもすぐに崩れてしまいますから雪だるまを作るには時間がかかります。
青空の下での雪景色は素敵です。