元旦のシェーンブルン宮殿(2017年)

ウィーンはとても奥深く、歴史あるかつての帝国の都ですから有難いことに繰り返し来る方が非常い多いんですね。忙しい団体ツアーで初めてウィーンに来た方がこの街の魅力をもっと知りたい・・・ここでしばらく滞在してみたい・・・という気持ちになって、その後個人でウィーンを旅行される方が多くいらっしゃいます。

私のこのホームページからのお客様でも以前御一緒して、またお声をかけて下さったお客様が多くいらっしゃり、とても嬉しいことです。本当にありがとうございます。

また毎年、年越しをウィーンで・・・という伝統になっている方も多くいらっしゃいます。

ウィーンフィルのニューイヤーコンサートは12月30日、12月31日、1月1日と3日間ありますから、それを含めて国立オペラ座でこうもりやコンツェルトハウスで大晦日の演奏会を楽しまれる方が本当に多いです。

やっぱり"音楽"という一面はウィーンにとっても大事であることがわかります。

 

私は大晦日は家族と年越しをして次の日の元旦はもう朝から仕事をしました。

これは毎年のことで、ガイドとして過去元旦に休みだったのは1回だけしかありません。もっともそれはかなりの直前に諸事情でキャンセルとなったので、たまたま空いてしまっただけのことでした。

日本だとのんびりしておせちを食べて・・・こういうお正月はもう25年以上経験していません。

でもうちでは1月1日の夜におせちを食べるということが多いんですね。

 

さて、私の今年の仕事始めはシェーンブルン宮殿でした。元旦のシェーンブルン宮殿の模様です。

 


 

2017年元旦午前中10:00頃のシェーンブルン宮殿です。シェーンブルン宮殿の内部観光が終わった後のフリータイムの時に撮影しました。元旦の朝はかなり冷え込んで私の所は-7℃という気温でした。

ちなみに今日の朝は-10℃でしたのでもっと冷え込んでいました。

もっともウィーンは広い街ですから、地域によっても気温差があるので中心はそこまで下がらなかったかもしれません。街中の木々は樹氷状態で、まるで雪が降ったかのようでした。しかし、写真でも見られるように天気は良く、澄んだ青空と空気が街を覆っていましたので、気持ちのいい寒さだったと思いますが、そう思ったのはガイドである私だけだったかもしれません。(笑)

右の噴水の水は完全に凍っています。

 


 

御覧のように芝生も完全に凍っていて、街中はかなり白く見えました。元旦のこの時間は前日の大晦日とは全く違い、この時間は人も多くありません。

この日がシェーンブルン宮殿のニューイヤー市の最後の日なので、屋台がちょうど開き始めた所です。

元旦は全日観光だったので午後は美術史博物館に行きました。

 

この日の日中は-2℃ぐらいが最高でしたから寒い年明けとなりました。

 

 

 

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