カレンダーではクリスマスが終わっても、実際にはクリスマスの空気はまだまだ残されています。実際にクリスマスツリーだってまだ飾られていますし、街中のイルミネーションだってそのままです。イエス・キリストが生まれた後、東から三聖王(三賢者、三博士)がイエスを拝みにやって来ます。これが1月6日ですから少なくともそれまではクリスマスの空気が続いています。
さて、前回のクリスマスのイルミネーション3 (2016年)も好評を頂いたので今日はクリスマスのイルミネーション4です。
ここはグラーベンからコールマルクトが始まる所から右に行ったTuchlaubenです。この地域は数年前からウィーン旧市街の新たなショッピング地区として高級店が並ぶようになりました。
右側に高級時計が多く扱われているWAGNER、左側にはヴィトンが見えていますね。ここはグラーベンのような華やかさはない少し閑静なしかし洗練された空気が感じられる通りで、ここには円柱形のイルミネーションが施されています。
反対側のコールマルクトに設置されている銀河のようなイルミネーションとはちょっと対照的です。
このTuchkaubenは幅が狭い通りですから、横長ではなく縦長を意識したイルミネーションです。
こちらはTuchlaubenよりももっと閑静な美しい通りのひとつであるAnnagasseです。
ここには美しい天井フレスコ画が見られるアンナ教会があります。
ここのイルミネーションは楽譜になっていて、それがいくつも灯されているのが見えます。
五線紙の上にあるト音記号や音符がおもしろいですね。
この奥にはHaus der Musik(音楽の家)という有名な博物館やこの界隈にはウィーン市立音楽大学やウィーン国立音大などもあるのでその環境に相応しいイルミネーションと言えますね。
ここは前述したTuchlaubenよりも細く、石畳がよく似合う通りです。