カレンダーではクリスマスが終わっても、街中はクリスマスツリーが飾られていますし、イルミネーションなどもそのままです。つまりクリスマスの習慣はまだ続いている・・・ということですね。こちらは1月6日まではクリスマスツリーを飾る習慣となっていますので、それまではクリスマスの空気を感じます。
でも盛り上がったクリスマス市は多くは12月23日で終わり、シェーンブルン宮殿や市庁舎のクリスマス市は12月26日が千秋楽となりました。その次の日の12月27日から"Neujahrsmarkt"というニューイヤー市が始まる所があります。
こちらはシェーンブルン宮殿のニューイヤー市です。ニューイヤー市と言っても実際にはクリスマス市とほとんど変わりません。クリスマス市の屋台がそのまま引き継がれて営業します。クリスマスツリーだってそのまま飾られていますね。クリスマス市の屋台全てがニューイヤー市としてオープンしているわけではないので、数件の屋台は閉まっていますが、売られている内容はクリスマス市とは大差がないのでプンシュもそのまま提供されていて飲むことができます。
この時は12月30日の午前中で宮殿内部見学を終わってからお客様と一緒にここでプンシュを飲みました。
寒い日でしたが、天気が良く青空が広がっていましたから開放的な気分です。
ニューイヤー市が開かれている所は限られていて、ウィーン中心部では後はミヒャエル広場ぐらいです。
ニューイヤー市は1月1日までですから12月27日から6日間だけということになります。
こちらではお正月は重要ではありません。年の最初の日ということで休日となっていますが昨日1月2日からもう普通に社会が始まります。年間を通して一番重要なのはクリスマスです。
大晦日は遅くまで起きている・・・だから次の日は休みにしてくれないと・・・なんていう人が多いです。
ちなみに学校は今年の1月6日は金曜日なので1月9日から始まります。