12月4日、5日は早朝 -3℃~ -5℃で今年一番の朝の冷え込みとなりました。でも天気がよく青空が広がっていますのでウィーンの街も寒いですが開放的な気分です。
このぐらい冷え込むとプンシュもよりおいしく感じますね。実際にクリスマス市ではプンシュスタンドが一番の賑わいです。
今日はウィーン旧市街の重要なミヒャエル広場のクリスマス市の雰囲気をお届けします。
ミヒャエル広場は美しい建物に囲まれ、ローマ時代の遺跡が見られる歴史的に重要な広場です。
ここには広場の由来であるゴシック様式の塔が印象的なミヒャエル教会が立っています。
それ以外にもロースハウスやカフェ Griensteidl、歩行者天国のコールマルクトに通じます。
また何と言っても荘厳な建築様式を持つ王宮のミヒャエル宮に面しています。このミヒャエル宮の前の小さなスペースにクリスマス市が出ています。ここのクリスマス市は" k.u.k. Weihnachtsmarkt am Michaelerplatz"と呼ばれていて、かつての帝国時代を思い起させる演出となっています。そのためそれぞれの屋台には帝国時代のワッペンを見ることができます。
この王宮のライトアップも印象的で、その前に小さな屋台がたくさん並んでいます。屋台の色は白を基調としていて、ミヒャエル宮殿のライトアップにまるで合わせているかのようです。
ここは中心にありながらも市庁舎のような雑踏を感じることがありません。
ここのプンシュカップにも "k.u.k."のロゴが見られますね。
それぞれのクリスマス市にはそれぞれ独自の雰囲気があります。屋台で売られているものは似通ったものが多く見られるかもしれませんが、地元の人はそれぞれのクリスマス市の雰囲気を楽しみます。
美しい建物に囲まれた歴史あるこの広場で一杯ぐらいプンシュを飲む時間があってもいいと思います。