街中で見られるクリスマス市の風景がもう定番となりました。市庁舎やシュテファン大聖堂のクリスマス市の初日が今年は11月11日だったので、クリスマスはまだまだ先だな~という感覚がありますが毎年そうですが時が経つに連れてクリスマスまでもう後何日・・・というちょっと残念な気持ちも芽生えてきます。そういう意味ではクリスマス市は早い方がクリスマスの雰囲気を長く味わえますね。
今年はシェーンブルン宮殿のクリスマス市を最初に話題にしましたが、シェーンブルン宮殿の次はシュテファン大聖堂でしょう。今年最初のプンシュもここで飲んでいます。
シュテファン大聖堂の今年のクリスマス市も去年とほとんど変わりません。大聖堂の一部分に灯された紫色のライトアップ(時間と共に色が変わりますが)も去年と同じです。ここは地下鉄の1号線と3号線が通っていて、ケルントナー通り、グラーベンの交わる所にある街の中心ですからいつも混んでいます。中心にありながらも観光客より地元の人が多く訪れている傾向です。仕事帰りに同僚や友達と語りながらプンシュを飲んでいる人の姿を多く目にします。
シュテファン大聖堂の前にクリスマスツリーが立てられ、その奥に大聖堂を囲むようにたくさんの屋台が並んでいます。屋台それぞれにゴシック様式のイルミネーションが灯されていますね。
プンシュスタンドはいつもたくさんの人がいます。暗くなってイルミネーションが灯されている光景は昼間とはやはり違います。ここでちょっと物思いに耽るのもいいでしょう。一人でプンシュを飲んでいる人もたくさんいますよ。そんな時にはほんの一時会話が弾むことがあります。