ウィーンで音楽家の跡を見ようと思ったら時間がいくらあっても足りません。
"音楽の都"と言われている通りたくさんの作曲家がこの街に足跡を残しました。
当時作曲家達が住んでいた場所の多くが博物館になっていてその多くがウィーン市の管轄となっています。
博物館にはなっていなくても、住んだいたことを示す記念プレートも多くあり、また記念像なども多く立っています。
たいていの作曲家の家には絵ハガキやCDなどのちょっとした物も売られていますが、あくまでも係がいる窓口にちょっと置かれている程度です。
ベートーヴェンの住居のひとつであって博物館となっているパスクヴァラティハウスもこのコーナーでテーマにしていますが、その博物館がある入口に博物館とは全く関係のない小さなベートーヴェンショップがあります。
一般的にパスクヴァラティハウスに来る時にはリンク道路沿いのウィーン大学が反対側に見える場所から
メルカーバスタイのスロープを上って行きます。
ベートーヴェンの記念プレートが見られ、入口に扉があって中に入ると静かな中庭空間があり、そこからさらに右側に扉があって建物の中に入り、階段を上がって行きます。
ここにはショップらしきものは全くありません。
中庭からこの建物の中に入るとわかりますが、右には博物館へ行く階段がありますが、そことは反対側に別の出口があり、来た所とは反対側に出られるようになっています。
この出口の階段を下りたすぐ右側に小さな木の扉があり、ここにベートーヴェンショップがあります。
たいていこの扉は閉まっていますが、思い切って開けると中はショップです。
大人が3人も入れば窮屈に感じてしまう小さなショップです。
カウンターがあってここの係が奥にある部屋と行き来しています。
ここに誰もいなくても、すぐに係が気付いてショップに現れます。
博物館にも置かれている同じ物も一部ありますが、それ以外ちょっとした小物などが狭い店内に多くの物が並んでいます。
パスクヴァラティハウスを見学された方は是非覗いてみましょう。
お店の方もとても親切ですよ。
このブログコーナーでもベートーヴェンに関することは結構取り上げています。
ハイリゲンシュタットの遺書の家、ベートーヴェンのデスマスク、第9交響曲の家、
第9交響曲の家 2、第9交響曲の家 3、交響曲第6番田園の小川、ベートーヴェンの記念像、
ヘレーネ渓谷のベートーヴェンの跡、ウィーン21区のベートーヴェンの滞在場所、
ベートーヴェンの最後の住居、中央墓地、ウィーンのベートーヴェンの散歩道にあるベートーヴェン像なども参照して下さい。