今年最初のプンシュ(2016年)

昨日の11月11日からウィーンでは市庁舎を始めシュテファン大聖堂、Am Hof、ミヒャエル広場、ラントシュトラッセ、マリアヒルファー教会、Franz-Jonas-Platzなどのクリスマス市がオープンしました。

ちなみに去年は市庁舎のクリスマス市は11月13日が初日でしたから今年は2日早いことになります。

10月でも街中を歩けばクリスマス関係の物が多く売られていたり、またクリスマスのイルミネーションが街中に設置されたりしているのを見るとクリスマスが近づいているんだなぁ~・・・ということを意識しました。

しかし、実際にクリスマス市が始まるとその雰囲気は一挙に高まっていきますね。

昨日は団体ツアーの皆様とリンク道路を走って、シェーンブルン宮殿を全室見学した後、中心に戻って来てシュテファン大聖堂からグラーベンやケルントナー通りを歩きながら国立オペラ座界隈で終わりました。

シュテファン大聖堂前にはその初日オープンしたばかりのクリスマス市があって、仕事の後に早速今年初めてのプンシュを飲んできました。

 

 

こちらが昨日シュテファン大聖堂のクリスマス市で飲んだ今年最初のプンシュです。そう言えば全くの偶然ですが、去年も最初に飲んだプンシュはこのシュテファン大聖堂のプンシュでした。

 

このクリスマスの時期に湯気を出しながら飲んでいるのを見ると多くの方がGlühwein (グリューヴァイン・・・いわゆるホットワイン)だと思われるかもしれませんが、そうではなく"PUNSCH"(プンシュ)です。

Glühweinは冬の時期に好まれて飲まれますが、クリスマス時期は絶対プンシュです。

 

Punschには様々な種類がありますが、グリューワインと違い、多くはラム酒が入っています。

アルコール度はこれに関しては7.5%です。

 

昨日飲んだこの今年最初のプンシュは"オレンジプンシュ"というオーソドックスなプンシュで、今年は3.70ユーロでしたから去年よりも少し高くなっています。

 

 

ここシュテファン大聖堂のプンシュカップは去年と全く同じデザインで同じ色の靴型タイプです。

昨日は曇りで青空が見られなかったウィーンの街でしたが、初日のシュテファン大聖堂前のクリスマス市はかなりの人が楽しんでいました。

プンシュが出るとクリスマスがもうそこまで来ているんだなぁ~ともっと強く感じます。

 

毎年のことですがウィーンを始め、地元の色々なクリスマス市やクリスマスの習慣などについて今年もこのコーナーで取り上げようと思います。

 

 

 

 

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