ウィーンのちょっと珍しいアングル 37

時が経つのは早いもので、前回のウィーンのちょっと珍しいアングル36からもう1ヵ月です。前回はウィーンのグランドホテルの最上階から見た雰囲気をテーマにしましたが、今日はちょっと変わったアングルです。

 

こちらは一瞬何だろうと思われるかもしれません。

よく見るとコウモリが2匹並んでいます。ここはウィーンの街中ですが、もちろん公園とかウィーンの森の自然の中ではありません。ここはウィーンの海洋館(Haus des Meeres)で、ガラス張りになっているこの空間はコウモリが放し飼いされています。この空間はかなり高いので、ずっと上の方にコウモリが見えるのですが、この時にはものすごく近い所にいました。

ヒルシュシュテッテン花壇庭園の温室にもコウモリを見ることができますが、こちらの方が広くて、コウモリも飛び回っています。コウモリは近くで見ると意外と愛嬌があって可愛らしい顔をしています。

 

 

 

こちらはヴァッハウ渓谷で一番知られていて、私も大好きなデュルンシュタインです。ここのシンボルである白と青の聖堂参事会教会が見えています。船が船着き場に止まる時に大きく回転しますが、その時にこの教会と廃墟のお城が見える絶景を見ることができます。その船が前後の向きを変えている時に、船の後ろにあるオーストリアの国旗がちょうど教会の横になびいているというその瞬間です。旗は風になびいて複雑な動きをしますから、旗の模様が綺麗に見られる瞬間を撮影するのは意外と難しいんですね。これは珍しい眺めとは言えないと思いますが、そういう意味でここに取り上げました。

 

 

 

 

 

 

 

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