個人旅行でウィーンに来る方はたいていガイドブックを持っていらっしゃるでしょう。
日本では様々なガイドブックが売られていて、ローカル情報を事前に知ることができます。
ガイドの立場から言わせて頂ければガイドブックの情報は全てが正しいわけではありませんので参考程度に使われたらいいかと思います。
今日はそんなガイドブックにはおそらく紹介されていない地元の人が多く集まるちょっとしたカフェレストランを話題にします。
こちらは"CAFE MAXIMILIAN"（カフェ マクシミリアン）というカフェレストランです。
Maximilianは皇帝フランツ・ヨーゼフ1世のすぐ下の弟の名前です。
ここはヴォティーフ教会のすぐ脇、ウィーン大学からも非常に近い所にあります。
コーナーに沿った2か所にテラスが設けられていてここでお茶をのんでいる人も多いです。
中は広くはありませんし、ウィーンの伝統カフェと言った雰囲気はありませんが、小奇麗で居心地は決して悪くありません。
Speisekarte (日本でいうメニュー）は写真付きで紹介されいて、ウィーン料理だけでなく軽食からしっかり食べられる物や季節の旬の物などオールマイティー的に色々なものが提供されています。
カフェですからもちろんお茶するだけでもOKです。
この場所はリンク道路の少し外側になり、近くにフロイト公園があることから緑が見られるのもいいですね。
ここからちょっとア歩いた所に有名な市庁舎のRathauskeller(ラートハウスケラー）というレストランがありますがそこよりもかなり庶民的です。
個人的には中心から外れていることもありあまり行くことはないのですが、それでも観光中この界隈でちょっと休みたい時はお客様とよく利用しています。
