以前誰もいないシュテファン広場について書いたことがありますが、今回は誰もいないシェーンブルン宮殿です。
一般的な団体ツアーの場合、多くはシェーンブルン宮殿で初めて皆さんにお会いして、そこから半日、全日観光が始まることが多いです。たいていガイドはシェーンブルン宮殿の正門で待ち合わせをするわけですが、ウィーンにあまり来られていない添乗員さんにとっては正門と言ってもピンとこない方も多いでのでバスが止まる所で待つこともよくあります。だいたいシェーンブルン宮殿でのミート時間は8:15~9:30が一般的で、ツアーによってスタート時間が異なります。シェーンブルン宮殿はひとつの観光スポットとしてはオーストリアで最も多くの人が訪れる所です。また宮殿内を見学しなくても庭園は自由に入れますから地元の人を始め庭園だって多くの観光客が訪れます。庭園は宮殿見学よりも早くオープンしているので朝早くにジョギングに来る方を多く見かけます。
天気のいいある日のこと、いつもよりも少し早めにシェーンブルン宮殿に着いたので少し散策を楽しみました。
これは8月半ばの朝8:00前です。正門から入ったすぐの前庭には人影が全くありません。普通は誰かしらがもうこの空間で写真を撮っていたり、散策している地元の人がいるのですが誰一人として見当たりませんでした。
右の写真を見てもシェーンブルン宮殿の前には誰もいません。ここでこの時間にいた唯一の人は正門の横にいる守衛さんだけで、守衛さんとはいつものように挨拶をしましたが、それ以外ここには誰もいませんでした。
この時間で誰もいなかったのは個人的に結構珍しいと思います。