アーチの奥に見える風景 15

前回のアーチの奥に見える風景14では、ウィーン3区のSünnhofとシェーンブルン宮殿の庭園にあるアーチを話題にしました。ヨーロッパにはアーチが使われている建物がたくさんあります。アーチは建物の外側に使われていたり、建物の中に使われていたり、アーチ自体が装飾的な建物もたくさんあります。今回はウィーンのずっと外側のアーチです。

 

こちらはアーチの奥に見える風景というよりも知られざる美しい中庭風景に登場させてもよかったのですが、中庭っぽくは見えないことと、2階のアーチが先に目に入りますが、よく見るとずっと手前に見えるアーチから奥を眺めていることがわかりますね。そのためこのタイトルに入れました。このタイプのアーチはオーストリアに至る所に登場します。例えばザルツブルクの中庭にも多く見られます。

ここは知られざる美しい中庭風景31で登場したケルンテン州の一角にあるHochosterwitz城(ホッホオスターヴィッツ)です。

建物が直角の構造になっていて、美しいアーチが施されています。

 

 

こちらは非常に有名なアーチ構造の橋です。ちょっとオーストリアに詳しい人であればわかると思いますがセンメリング鉄道の一番知られた高架橋です。

この高架橋をかなり後ろの方から眺めていて、たくさんのアーチの奥には高い山や緑が見えますね。この地域の地元で有名な"20 -Schilling -Blick"はアーチの向こう側ではなく撮影している手前側の方です。

センメリング鉄道は、1998年に世界遺産に登録されました。このアルプスの自然と技術が反発しないように、むしろお互いが協力して美しいハーモニーを生み出していることが高く評価されました。"Kalte Rinne Viadukt"という名前で、高さ46m、長さが184mです。

 

 

 

 

 

 

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