ウィーンはかつての帝国の都でしたので、ありとあらゆる物がここに集まってきました。
例えば今で言うアンティークなどもそのひとつで、王宮界隈にはたくさんのアンティークショップがあります。
中でもドロテウムは有名でいわゆる質屋のデパートです。
この界隈に多くあるアンティークショップのショーウィンドゥを眺めながらぶらぶら歩くだけでもこのウィーンという街は歴史がある街だと感じることができます。
アンティークと言って思い浮かぶのはFlohmarkt (フローマルクト)・・・のみの市です。
ウィーンでのみの市と言えばすぐにナッシュマルクトの延長上にある毎週土曜に開かれているのみの市が有名で、
朝早くからたくさんのガラクタが売られています。
「Zeitreise Antikmarkt」(ツァイトライゼ・アンティークマルクト)も質がいい物が売られることで知られています。
今日はSchwedenplatzで定期的に開かれているのみの市の雰囲気を御紹介します。
Schwedenplatzは地下鉄1号線(U1)と4号線 (U4)、リンク道路を走る1番、2番の路面電車がそれぞれ使える ドナウ運河に面した所で、公共交通機関的に非常に重要な場所のひとつです。
かつてのウィーンの市長であるJakob Reumannの時代1919年にこの名前が付けられました。
ハプスブルグ帝国が崩壊した翌年ですね。
第一次世界大戦の後、スゥエーデンがたくさんのウィーンの子供達を助けてくれたことから由来しています。
ここに来るとわかりますがドナウ運河の反対側にはモダンな建物も多く見られ、また何と言っても有名なアイス屋さんのひとつがありますから暑い時には多くの人が座ってアイスを食べている日常の光景です。
この日はだいぶ前になってしみましたが7月20日の水曜日で、仕事に行く時にここを通りかかりました。
時間もちょうど8:00頃だったので関係者が店をちょうど店を出し始めていました。
決して大きい規模ではありませんが、この時に置いてあるものを見た限りではそこそこの物がありました。
仕事まで時間があったので少しぶらぶらして物色してみました。
ウィーンは年間を通してこのようなのみの市が結構開かれています。
このSchwedenplatzののみの市は月2回開かれていて水曜日の8:00~18:00ですが、規則的ではないので興味ある方は以下で確認することができます。
INFO: Frau Kainz Tel 01/2045271 Frau Baimer 0699/104605226