Manner(マンナー) と ÖBB

団体ツアーでホテルが中心から遠い場合はシェーンブルン宮殿で皆様とミートして仕事が始まりますが、場合によってはその遠いホテルから出発する場合も稀にあります。

先日ウィーンの西側にある中心からかなり離れたホテルKavalierから仕事が始まる日がありました。

このホテルはHietzingからもバスや徒歩で来られますが、路面電車52番でアクセスするのが一般的です。

私はこのホテルに来る時に以前は車で来ていましたが、このホテルがある14区はショートパーキングエリアなってしまったので平日は駐車できなくなりました。

そのため私がここに来る時によく利用するのは前述した路面電車52ではなく、S45という国鉄を使います。

この路線はHandelskaiからHütteldorf間のウィーンの西側を南北に走っていて、観光ではまず使わないでしょう。

ホテルから比較的近いこのS45の駅にPenzingがありホテルに行くためにそこで降りたら女性が皆さんに何か配ってました。

 


 

電車から降りた地元の人達は皆ここでそれをもらってました。

何を配っているんだろう・・・と思ったらMannner (マンナー)だったのです。

地元では知らない人はまずいない"Manner"(マンナー)はウエハースで有名な地元の老舗で1890年Josef Mannerが当時"Shocoladenfabrik Josef Manner"という名でシュテファン大聖堂のそばにオープンさせました。

今でもシュテファン大聖堂のすぐそばに店があります。

このパッケージの色を見ただけですぐにマンナーとわかりましたが、上の所にはいつもの"Manner"というロゴではなく、"ÖBB" (Österreichische Bundesbahnen) のロゴがあり、Mannerという文字は横の所に見られます。

ÖBBはオーストリア連邦鉄道でオーストリア国鉄です。

これは明らかにオーストリア国鉄がMannnerで宣伝をしているわけで、普段は見られないマンナーだったので思わず駅の柵の上に置いて写真を撮りました。

後でこれを食べましたがManner定番のNeapolitaner Schnitteでした。

 

 

 

 

 

 

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