9月に入り夏休みもほぼ終わりで、来週から学校が始まりますので、それに備えて通常の生活のリズムに戻し、そして学校の準備をし始めている人が多いと思います。こちらは9月から新年度が始まりますから夏休みは年度末の長い休暇というわけです。夏休みには家族旅行、友達と遊ぶ、スポーツ、学校の宿題、家でのんびり・・・様々な楽しみ方をいます。
ウィーン市は市民のためや子供達のために年間を通して様々なイヴェントを開催しますが、この休暇時期の毎年恒例となっている子供達のための大きなイヴェントがあり、今日はその雰囲気をお伝えします。
"ferienspiel Rein ins Rathaus"というこのイヴェントは8月22日~8月27日の6日間もウィーン市庁舎で開かれたもので、地元でも有名なイヴェントのひとつとなっています。ferienspiel(フェーリエンシュピール)は休暇の遊びということで、Rein ins Rathausは市庁舎に入って来い!なんて表現です。市庁舎の中庭と建物の中でありとあらゆる遊びが提供され、子供達がその場で体験できるようになっています。
入場は無料で誰でもwelcomeです。
大人の係もたくさんいますが、子供達も係として多く働いています。それぞれの遊びは自由に遊べますが係もいますからやり方を教わることもできます。
私も子供と過去に参加したことがあります。ありとあらゆる遊びが体験でき、卓球などのスポーツ的なものやボードゲームまで置かれ、小さい子が楽しめるお絵かきのコーナーなどもあります。入場は無料です。
市庁舎や市庁舎広場では年間を通してこのようなイヴェントが多く行われていて、このようなものを見たり、参加したりするとウィーンでの生活の気持ちの面での豊かさを感じます。
私はこの日はこのイヴェントに参加するつもりでここに来たわけではなく、市内観光をしている時にこの市庁舎の中庭をお見せしたくてお客様を御案内しました。この日も上の写真に見られるように雲ひとつない青空でした。