昨日はこのAmethyst Welt MAISSAUの一番の見所であるAmethyst-Schaustollenを見学した所で終わりました。
ここには世界最大のアメジストが埋まっている岩壁が見られます。そこを出てから今度はEdelsteinhausで別のガイドツアーがありました。つまりここは2つの別々のガイドツアーが提供されています。
"Edelstein"(エーデルシュタイン)は宝石という意味ですから宝石の家という建物が前述したAmethyst-Schaustollenを出てすぐにEdelsteinhausがあります。
Edelsein(宝石)は希少性が高くて外観が美しい固形で一般的にアクセサリーなどに多く利用されている鉱物のことを指します。鉱物とはドイツ語では"Mineral"と呼ばれます。
宝石は天然鉱物として無機物結晶で、外観が美しいこと、希少価値があること、硬度が高いことが条件となり、よく知られているのは20種類程度ぐらいしかありません。
このEdelsteinhausには様々な鉱物が展示されています。
左上の写真は隕石で、手が入れられるようになっていて触ることができます。隕石の展示と言うとウィーンにある自然史博物館を思い出しますが、このAmethyst Weltはその自然史博物館とも提携しています。
右の写真は硫砒鉄鉱(りゅうひてっこう)で、ヒ素と鉄の硫化鉱物で何と日本の九州からのものです。
左はここのハウスガイドさんが案内をしている所で、鉱物の色々なことを話してくれます。
右の写真は世界の至る所からから集められたアメジストです。
左上の写真はこのAmethyst Welt MAISSAU で発掘したアメジストがある石の塊です。
右はヨーロッパアルプスで採掘された様々な水晶です。
ここのAmethyst Welt MAISSAUでは、Amethyst-SchaustollenとEdelsteinhausはガイドツアーだけでしか見学することができませんが、その他の場所は自由に歩いて見学できます。小さな庭園や子供達の遊び場、動物が飼育されていたり、くつろげるようになっているエリアなど自然公園的で楽しめます。
私達もこの2つを見学してからここの中を散策して楽しみました。
さて、地元でも知られているこのAmethyst Welt MAISSAUの呼び物のひとつにアメジストを実際に掘って探すことができる場所があり、ここは特に人気があるスポットとなっています。
そのことについては明日の最終回で書きたいと思います。