先日DIE GARTEN TULLNを話題にしましたが、うちはこのTullnという街には年間を通してよく出かけます。
Tulln(トゥルン)はオーストリア郊外によくあるこじんまりとした美しい小さい街で、人口16.000、ドナウ河沿いに位置しています。
このTullnの郊外にはPRASKAC Pflanzenland Tulln (プラスカス プフランツェンラント)という 地元で有名なガーデンショップがあります。
15.000m²の店の広さ、2500以上の様々な植物を栽培し、その場でもちろん購入できますし、カタログ購入も可能です。植物だけでなく、ガーデニング関係の物や石、灯篭、庭に置く椅子やテーブルなども販売しています。
うちはここによく行くのでそのついでにとくTullnの街を楽しんだり、ドナウ河沿いを散策したりしています。
今年もこのPRASKACにある名物"花のねこ"を話題にします。
今年のBlumenkatze(ブルーメンカッツェ)...花のねこはこんな感じです。
この花のねこは正式にはPRASKATZ (プラスカッツ)といいます。
毎年飾られる花が違っているので、形は一緒でも色合いが少し違います。
PRASKATZ 2013年、PRASKATZ 2014年、PRASKATZ 2015年 と比較してみて下さい。
PRASKAC はこの花のねこを最初から作る計画をしていました。
当初は紙でプランを考え、その後に合計12トンにもおよぶ鋼鉄をねこのフォームに組み立てました。
高さ約9mの骨組みに、12.000の花を飾り、猫の形を形成しています。
この猫のデザインに地元子供達の募集が行われ、100のアイデアを参考にして生まれたそうです。
たくさんの花が飾られているわけですが、もちろんその花が必要な水が与えられるように水まわりも中に設置されています。
ここはTullnの街の中心部からはかなり離れた所にあるので、車がなければ不便ですが花のねこもさることながらこのPRASKACには普通のガーデニングショップでは見られないようなものも多く置かれています。