ウィーンの今年の夏は去年の夏と比べると30℃を超える日が少ないですが、湿気を感じられる日が多く、また一時的な強い雨がよく降ってきます。
暑い晴天が何日か続くと大気のバランスが崩れて必ず雷を伴った強い雨が降り、その後は少し涼しくなって雲が多い日が少し続いたかた思うと、その後また30℃前後という暑くていい天気になることを繰り返しています。
そもそもオーストリアはヨーロッパアルプスを大きく横たえて持っている国ですから雲の動きも複雑です。
さて、今日は毎年話題にしているこの時期非常にポピュラーな花を今年も取り上げます。
こちらはドイツ語でTrompetenblumen (トロンペーテンブルーメン)、またはKlettertrompeteとかTrompetenwindenなどと呼ばれています。
日本語ではノウゼンカズラです。
学名ではCampsis 、ノウゼンカズラ科のノウゼンカズラ属で、落葉性でつる性です。
写真のものはCampsis radicans ですので、ドイツ語ではAmerikanische Klettertrompete、日本語だとアメリカノウゼンカズラです。北アメリカ東部が原産で、日本には大正時代末期ヨーロッパには観賞用として17世紀に入って来ました。
日本語のノウゼンカズラ はCampsis grandifloraで中国が原産、日本へは平安時代に入って来たそうです。
ノウゼンカズラ属のほとんどがノウゼンカズラ、アメリカノウゼンカズラそしてそれらの交配種からなるようです。
ドイツ語のTrompetenはトランペットで、花の形がラッパに似ていることからそう呼ばれています。
開花時期は7月~9月で、高さは2m~5m、花の直径は6cm~10cmぐらいです。
オレンジ色のラッパ状の花をたくさん咲かせます。
雨や風が強い時などは花が落ちやすいく、花に香りがないのも特徴です。
右の写真は黄色のアメリカノウゼンカズラで、Campsis radicans 'Flava' と学名で呼ばれています。
こちらでは観賞用として非常に人気があり、民家の庭にこの時期多く見られます。
オレンジや赤みがかったノウゼンカズラが圧倒的に多く見られますが、黄色も素敵です。
写真は全て2016年7月4日 15:20頃 DIE GARTEN TULLNで撮影しました。