オーストリアでのひとつの観光スポットとして最も多くの方が訪れるのはシェーンブルン宮殿です。
シェーンブルン宮殿はマリア・テレジアやフランツ・ヨーゼフ1世が好んだハプスブルグ家の夏の離宮で、ヨーロッパでも重要なバロック建築のひとつであり、そしてオーストリアの世界遺産にも登録されています。
シェーンブルン宮殿は1日2回御案内することも多く(日によっては3回の時もあります)、ガイドとして頻繁に行きますのでこのコーナーでもよく話題にしていますが、宮殿内部は撮影禁止なので宮殿内部の写真はここには一切掲載していません。
シェーンブルン宮殿に来ればウィーンに今、どのくらいの観光客が来ているかというひとつの目安にもなります。
カレンダーの週末や休暇の時など、ここはすぐに混み合います。
例えば今年の復活祭の時も大混雑でした。
7月から休暇シーズンに入り、オーストリアの地元の人達は国内を始め、地中海の魅力的な島々、ヨーロッパ内の色々な所に休暇に出かけますが、ヨーロッパを脱出する方も少なくはありません。
その反面、ヨーロッパを始め世界の色々な地域の方々がウィーンやオーストリアを訪れます。
シェーンブルン宮殿も混雑する日が多くなってきました。
これは7月最初の週末土曜日11:00頃のシェーンブルン宮殿のチケット売り場の行列です。
チケット売り場はシェーンブルン宮殿の正門から入るとすぐ左にある建物の中にありますが、そこでチケットを購入します。
一番奥には係が座っている窓口があり、混雑状況によって最大5つの窓口が全て使われます。
通常はその窓口で見学の種類を決めてチケットを購入しますが、私国家ガイドは専用窓口があるため団体ツアーの場合でも、個人のお客様をアテンドする場合でも事前予約をするので並ぶことは一切ありません。
入口の方からたくさんの人が入場のチケットを買うために並んでいるのがわかります。
係がいる窓口では全ての種類のチケットを買うことができますが、宮殿入場をオーディオガイドのみで個人で見られるということであれば自動販売機でも購入できます。
シェーンブルン宮殿に入場する時・・・を参照して下さい。
右上の写真ではチケット自動販売機にもたくさんの人が並んでいることがわかります。
経験上、シェーンブルン宮殿は入場が早ければ早いほどチケットカウンターは空いています。
シーズン中は午前中の9時を過ぎて来ると宮殿内部もかなり混雑し始めてきますので、宮殿見学のチケットを買うために時間を無駄にしたくない方は朝早く行って下さい。
私と宮殿内部観光をする場合は、事前予約をしますから待ち時間は一切なく、御希望の時間を予約できます。