今日は6月30日で明日から7月に入りますから早いもので1年の半分が過ぎました。
今年は30℃を超えた日が6月23日でしたから通常よりも遅かったです。
その後、24日、25日も日中30℃を超えるとても暑い日でしたが、25日の夜中、実際には26日の1:00頃にものすごい量の雷を伴った雨(こちらではGewitter)が降ってきて、かなり気温が下がり、27日の月曜日は20℃にも達しませんで場所によっては強い雨が降りました。
しかし、また28日より暑い日が始まっています。
このようなジグザグ的気温はこちらではよくあることです。
雲の動き方がかなり複雑で、ウィーンも広い街なので同じウィーンにいても場所によって天気が違うことが年間を通してよくあります。
例えば中心は強い雨が降っていても、外側の方では晴れているなんてこともあります。
ウィーンの街はアルプス山脈の一番東に位置していて、オーストリアはアルプスを横たえて持っている国ですから地形的に雲の動きにも影響を与えます。
6月のある日、シェーンブルン宮殿から仕事を始める時に地下鉄から降りて宮殿に向かう途中に見たウィーンのその場所からの空はあまりにも違いがあって思わず立ち止まってしまいました。
この日は2016年6月17日の8:40頃です。
9:00にシェーンブルン宮殿でグループの皆さんと待ち合わせだったので、いつものように地下鉄4号線のSchönbrunn駅で降りて宮殿に向かいました。
私が撮影したこの場所は、駅から外に出てちょっと歩いた所にある信号がある場所で、ちょうど信号待ちをしている所です。
左の写真はシェーンブルン宮殿正門方面へ向かって・・・つまり西側の空の色で、素晴らしい青空が広がっていますが、右の写真は中心方面の東側の空で、暗い雨雲が街を覆っています。
どちらの写真にもシェーンブルン宮殿が見えていますね。
全く同じ日の同じ時間とは思えない空の色です。
私が立っている所でこの時間はちょうど空の色が分かれていたのです。
右の写真を見ただけですぐこの向こう側がこれだけ青空で晴れているなんてことは全く想像できません。
このような現象はウィーンではよくあることです。