ウィーンの街には3年前の2013年から街中の特定の場所には4月頃から飲料水スタンドが設置されています。
王宮の英雄広場、グラーベン、市立公園前などで見ることができます。
飲料水スタンドのそばを偶然通りかかる地元の人や観光客が水を飲んでいる光景をよく見かけます。
ウィーンの上水道はアルプス山脈の湧水が使われいてることを御存知でしたか?
そんなことからコーヒーもおいしいわけで、カフェ文化もウィーンの重要な一面です。
ここ数年で街中に定着してきたこの飲料水スタンドが今年からシェーンブルン宮殿にも置かれています。
右の写真に見られるように地下鉄4号線のシェーンブルン駅を降りて、宮殿の正面入り口へ向かう時のマロニエが植えられている歩道の所に設置されています。
ここにはちょっとモダンになったゴミ箱も設置されています。
の飲料水スタンドには2つのロゴを見ることができます。
「Trink Wasser!」 水を飲もう!
「Trinkwasser」 飲料水
写真に見られるロゴは英語で書かれていますが、反対側には上のようなドイツ語で書かれています。
"trinken" は飲むという動詞で、"Wasser"は水ですから、水を飲もうということと飲料水という意味を同時に表しているわけです。
こちらの人は水分補給は非常に重要だと考える人が多く、
喉が渇いてなくても、冬で汗なんかかいてなくても体のために水分補給をすることは大事です。
このシェーンブルン宮殿に飲料水スタンドが置かれたことは私にとってもうれしいことです。
頻繁にシェーンブルン宮殿から仕事が始まるので、地下鉄から降りてきてよく喉が渇くことがありました。
正門に行く途中にここで飲んでいくことができます。
気温が30℃を超えるとたくさんの人がペットボトルにこのウィーンの上水道を入れている光景が見られます。