朝に市立公園を散歩

私はオーストリア国家公認ガイドとして年間を通して日本のあらゆる地域からウィーンやオーストリアにいらっしゃる方々、海外に住んでいてウィーンやオーストリアに来られる方々にオーストリアやウィーンの魅力や奥深さを御案内しています。

一言でウィーンを観光すると言っても様々なバリエーションがあります。

団体ツアーの場合はほぼ観光場所が決まっているのでそれに合わせて御案内しますが、このホームページからご縁があって個人旅行の皆様を御案内する場合はお客様の御希望の場所を観光します。

もちろん、ウィーンが初めての方も多くいらっしゃいますので"お任せで"お願いしますということもよくあります。

観光のスタートもお客様の状況によって違うので、ホテルから始めることもあれば、国立オペラ座やシェーンブルン宮殿、またはレストランなどから始めることも多いです。

ウィーンには星の数ほどたくさんのホテルがありますから、ホテル出発の場合だって色々な場所から始めるわけですね。

例えばホテルインターコンチネンタルやヒルトンホテルに宿泊されるお客様も多く、この2つはリンク道路にも近く、市立公園が目の前にあることから場所もいいわけです。

私はこの2つのホテルから観光が始まる場合は必ずと言って言い程市立公園を散歩しながらホテルに行きます。

仕事に行くわけですから日本的には"出勤"ですが、私が日本で仕事をしていた頃の出勤とは比較にならない心休まる出勤だと思っています。

ある天気のいい朝の日、観光を始める前に市立公園を歩いて行きましたので、その時の雰囲気を少しここで紹介します。

 

 

この日は天気もよく青空が広がっていたので、朝起きてから仕事に行く時には公園を散歩し行こう・・・とすぐに思っていました。

市立公園に着いたのはは7:45ぐらいでしょうか。

この日は土曜日だったこともありいつもより交通量も少なく、

この時間から街中を歩いている人も当然少なかったわけです。

こちらは週末の空気があり、それはとても生活には大事だと実感します。

市立公園にもほとんど人がいませんでした。

昼間などはベンチに座りくつろいでいる人の姿や芝生に寝転がっている人を多く見るわけですが、この写真で見られるように誰もいません。

耳を傾けるとそこらじゅうから鳥のさえずりが聞こえ、とてもウィーンの街中にいるとは思えません。

 


 

街中にもかかわらず絵のように青い空と緑のコントラストが印象的で、池の周りにも誰もいなくて水面も鏡のように空と木々を映し出しています。

ウィーンに来られたお客様からウィーンの空の素晴らしい青さをよく指摘されることがあります。

ここを歩くだけで生きているという素晴らしさを実感できると同時に、精神的なリセットも重要です。

仕事がら色々なお客様と話しますから、ひとりの時間も私にとってはとても重要です。

 

市立公園と言えばヨハン・シュトラウスのバイオリンを弾く像が有名ですね。

この朝の時間は太陽がシュトラウスの後ろにあるので、こちら側の方はちょっと暗くなっているわけです。

普段はたくさんの観光客に囲まれているシュトラウスもこの時はひとりでした。

これもこの時間ならではのものですね。

 

早起きは三文の徳(得)というぐらいですから、朝少し早めに起きて街中を歩くのも悪くないですよ。

 

 

 

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