5月ももうすぐ終わりです。
聖体祭の休日があったため、今週は長い週末を取っている方が多いと思います。
ウィーンの森やヴァッハウ渓谷のなどによく行く時期となっています。
ヴァッハウ渓谷と言えばワインと杏子の名産地で知られていますが、ヴァッハウ産のワインについてはここでも詳細を紹介しました。
杏子と言うとドイツ語では"Aprikose" (アプリコーゼ)と言われますが、ここオーストリアではAprikoseとは絶対に言いません。
"Marille"(マリーレ)と呼ばれています。
ヴァッハウ渓谷にはこのMarilleをベースにした様々な物が売られていますが、 私個人的においしいと思っている杏子のネクターを紹介します。
前からこれを話題にしようしようと思いながら、また今頃になってしまいました。
このブログコーナーでは、これをテーマにしようとか全く決めていないので、その時これを書こうと思っても、次の日になるともう忘れていて別のテーマになってしまうことがしょっちゅうです。(笑)
これは"MARILLEN NEKTAR"(マリーレン ネクター)という杏子のジュースです。
これを売っている店はヴァッハウ渓谷のWösendorfを本社としている"WIESER"で、
杏子をベースにしたジュースやリキュールなどを始め、様々な飲み物やジャムなどを販売しています。
WIESERはWösendorfの他に、ヴァッハウ渓谷のデュルンシュタインに3軒、またメルクにも1軒店を出しています。
上の写真はメルクのWIESERで、店内は奥行きがあり、ちょっとモダンな雰囲気です。
いわゆる試飲もさせてくれます。
下の写真がMARILLEN NEKTARで、店内で座って飲むこともできます。
果汁分が最低45%あり、杏子をすり潰した(でも完全にジュースにするわけではない)ものが含まれていて、瓶で売られている状態を見ると沈殿しています。
このWIESERでは、良く冷えたMARILLEN NEKTARを提供していて、濃厚でとてもおいしいです。
のどが渇いた時には最高です。
この炭酸割もおいしいですし、リキュールもかなりいけます。
ヴァッハウ渓谷に行ったら是非試して下さい!