ウィーンのシンボルのひとつであるシュテファン大聖堂はゴシック様式の堂々とした教会で
街の真ん中に立っています。
個人旅行される方は何度となくここを行き来することになるでしょう。
団体旅行でもここには以前と違ってバスが入れませんが、観光に組み込まれることが非常に多くなっています。
このシュテファン大聖堂だけをじっくり見ればかなりの時間がかかり多くの見所があるわけですが、その中で未完成の北塔にエレベーターで上るのもおもしろいです。
ここにはオーストリア最大の鐘プンメリンがあり、ここからの眺めはとても印象的で、
ウィーンのちょっと珍しいアングル 4の3枚目の写真や、シュテファン大聖堂の屋根、
ウィーンのちょっと珍しいアングル15で見られるような光景が広がっています。
ここのエレベーターが去年リフォームされて新しくなりました。
北塔のエレベーターはシュテファン大聖堂の中に入り、一番左の側廊の中程左側にあります。
8人ぐらいしか乗れない小さなエレベーターで上ると、人がすれ違えない程の狭い、そして下を見るとかなり怖い特設の通路を通り、さらに階段を上がって一番上に辿り着きました。
そこからの眺めは前述したようにとても印象的です。
その怖い特設通路が廃止になって、エレベーターは以前よりももうひとつ高い階に止まるようになりました。
この写真は新しくなった現在のエレベーターの出口です。
この高さにエレベーターが止まるので、怖い特設通路を利用する必要がなくなりました。
以前の通路は御覧のように閉められていて、立ち入りができないようになっています。
エレベーターが小さいため、上って来る人と、下へ降りるためにここで待つ人がこの狭い通路で一緒になってしまうことを緩和することと、当然安全性を考えてのことです。
混む時には支えがないように見える、そして下が丸見えのこの狭い通路で長く待つことがしょっちゅうでした。
私も正直な所、これだけ多くの人が同時にここに乗ってこの通路が重さに耐えられるんだろうか・・・とよく心配しました。
エレベーター自身も大きさは変わりませんが新しくなりました。
でも係の仕事内容は全く変わっていないということです。