昨日から日中もまた半袖で過ごせる青空が広がるいい天気となりました。
やっぱりウィーンの街は青空があってこそ緑がより美しく見えます。
今年もこの時期恒例の大きなイヴェントが昨日から開かれていますのでその雰囲気をお届けしましょう。
今年で9回目となる
"Genuss Festival"
(ゲヌス・フェスティヴァル)というこのイヴェントはウィーンのリンク道路沿いで一番大きな公園である市立公園(Stadtpark)で開かれている飲食フェスティバルです。
期間は5月6日~5月8日までの3日間で、昨日の金曜日が初日で11:00からオープンしました。
私は仕事の空き時間である昼頃にちょっと市立公園に立ち寄ってみたら、すでにかなりの混雑でした。
木曜日がキリスト昇天祭のお休みだったことで、金曜日にも休みをとって長めの週末を楽しむ地元の方が多かったことや、ちょうど昼時だったこともあると思います。
先日は春の市立公園をちょっと紹介したばかりですね。
オーストリアは9つの州があるわけですが、市立公園にそれぞれの州からのたくさんの屋台が並び地元名産物や特産物をその場で食べたり、飲んだり、そしてそれを買っていくことができます。
実際には屋台というよりも小さなテント小屋です。
今年の屋台の数は去年の86より6つ多い92におよび、ワイン、ビール、サラミ、ハム、ソーセージ、チーズ、パン、香辛料、野菜、グリルなど飲食分野のフェスティヴァルです。
その場所で作ってくれる店もたくさんあり、専門的な話を聞くことができます。
彼らは実際に御当地でも営業しているので大きな宣伝効果にもなります。
それぞれのテント小屋が賑わっている雰囲気とは違い、公園の緑の部分はデッキチェアなども置かれ、まるでリゾート気分です。
天気がよかったことも幸いし、昼寝をしている方も多く、オーストリアの色々な地域の名産物を一度に味わえるのでここで1日過ごす方も少なくないでしょう。
初日だったこともありオーストリアの国営放送も取材に来ていました。
Genuss Festivalは明日5月8日の17:00までですが、今日の土曜日は夜21:00までです。