ウィーンの街を観光する時には公共交通機関での移動も欠かせません。
ウィーンの公共交通機関は営業距離では世界で5本指に入る長さを持っていて、非常に便利に街を網羅しています。
特に地下鉄、路面電車に乗るという方は多いでしょう。
去年の秋に2回シェーンブルン宮殿に地下鉄U4で行く方への注意をここに書きましたが、
またその地下鉄4号線(U4)の工事が4月30日から始まります。
路線をモダン化するための工事区間は地下鉄4号線(U4)のHütteldorf~Hietzingです。
HütteldorfはU4の終点で、Hietzingは中心から行くとシェーンブルン宮殿の一つ先です。
そのため、中心方面から地下鉄4号線でシェーンブルン宮殿に行く方にとっては何の問題もありませんが、その先に行く方や (あまりいらっしゃらないと思いますが)、逆にHütteldorf方面からシェーンブルン宮殿に行くという方はその区間は地下鉄が走らないので注意が必要です。
以下ウィーン市交通局からの情報です。
Hütteldorf~Hietzingは4月30日~7月1日まで、
その後7月2日~9月4日まではHütteldorf~Schönbrunn(シェーンブルン宮殿)まで工事区間となり地下鉄4号線(U4)は走りません。
日本からのお客様がよく利用するホテルでParkhotel Schönbrunnがあります。
このホテルはHietzing駅が目の前にあるため7月2日以降は地下鉄ではシェーンブルン宮殿に行けないということになります。
上の表に見られる黄色い線は地下鉄の代わりに走る路線バスで、"U4Z"という名称です。
それ以外路面電車52,58でもシェーンブルン宮殿に行くことができます。
ウィーン市交通局によればこの工事で毎日54.000人に影響がでるということです。
この期間にシェーンブルン宮殿に行く方は注意が必要です。