ウィーンによく見られるこの時期の花 142 (エゾノウワミズザクラ)

一昨日は桜の森祭り(KIRSCHENHAINFEST)があり、カンザン(セキヤマ)が咲いているのがまだ見られました。

この種の桜はウィーンの色々な場所に植えられているのを見ることができます。

学名でPrunus(サクラ属)では今年ベニバスモモアーモンドについて書きました。

 

今日のこの花もこの時期よく見られるPrunusです。

 

Gewöhnliche Traubenkirsche

(ゲヴェーンリヒェ 

     トラウベンキルシェ)、

学名ではPrunus padus L.,

日本語ではエゾノウワミズザクラです。

漢字で書くと"蝦夷の上溝桜" です。

 

落葉性の低木でバラ科のサクラ属で、ヨーロッパ北部やアジア北部に自生するサクラの一種です。

日本では北海道や青森県に見られるようですが、青森県で見つかったのは最近だそうです。

 

この写真だと分かりにくいと思いますが、全体的に細長く白い花がたくさん咲いています。

 

 

開花時期は4月~5月で、枝先にブラシのように20~40のたくさんの白い花をつけます。

花弁は5枚で、2cmぐらいの大きさでしょうか。

花の真ん中は緑色をしています。

 高さは10m~15mぐらいです。

葉は卵のような形をしていて、互い違いに生えます。長さは5cm~9cmぐらいで、幅は3cm~7cmぐらいでしょうか。

 

 

エゾノウワミズザクラは平地や山地に見られますが、こちらでは公園や街路樹などにも多く植えられていて、うちのすぐ目の前の通りにも数本植えられています。

 

写真は全て2016年4月16日16:00頃,Raritätenbörseが行われていた

Botanischer Gartenで撮影したものです。

 

 

 

 

 

にほんブログ村に登録させて頂いております。

是非下記バナークリックをお願い致します。

とても励みになります! (^▽^)

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村