オーストリアは84.000km²と北海道よりも少し広いぐらいの小さな国ですが、旅の全ての魅力を持った美しい国です。
私はもう何度となくここに書いていますがウィーンが大好きで"帝国の都"という空気が今も漂っていて上品さと優雅さを持ち、住むのはウィーン以外には考えれません。
でもウィーン以外にもたくさんの見所があり、仕事でも個人的にもよく出かけます。
例えば個人的にも大好きなヴァッハウ渓谷はドナウ河の最も美しい部分で世界遺産にも登録されシーズン中はよくお客様を御案内していますし、家族ともよく出かけます。
つい先日、仕事として今年初めてのヴァッハウ渓谷を2日続けて御案内しました。
ウィーンからの日帰り観光でしたが、ホテルを出発してシェーンブルン宮殿の前を通りながらA1高速道路でメルクの街まで走り、到着後メルク修道院の見学をしました。
メルク修道院は荘厳なバロック建築で、断崖の上に建てられていてまるでメルクの街を支配しているように見えます。
毎年シーズン中メルクの修道院は頻繁に御案内していますが、ここは何度行っても飽きることはありません。
ここは大理石の間や図書館、教会が素晴らしく、またバルコニーからの眺めがとても印象的です。
私は強烈な晴れ男なのですが、この時2日続けてヴァッハウ渓谷に行きましたが、残念ながら天気は晴れではありませんでした。
でもウィーンが雨だったことを考えれば、こちらでは雲も少し切れていて雨が降っていなかったのはちょっと奇跡的かと思いました。
若干霧がある修道院からの定番な眺めです。
ウィーンから移動するに従って徐々に雲が切れて少し明るくなってきていました。
そのため修道院からは十分景色を楽しむことができました。
ちなみにいい天気のときの眺めはこちらです
メルク修道院についてはこちらをどうぞ
修道院見学後、昼食を食べて大型バスでメルクからデュルンシュタインへ移動し、この街を散策しました。
ここはヴァッハウ渓谷ではおそらく一番人気がある街で、廃墟のお城があることでも知られています。
ヴァッハウ渓谷はメルク~クレムスまでの船下りが有名ですが、この時はまだ船は動いていないので大型バスでの移動となったわけです。
距離は36kmです。
その後はクレムスの街に立ち寄り、少しこの街を御案内してウィーンに戻って来ました。
バスでヴァッハウ渓谷を走り抜けたわけですが、普段は船から・・・つまりドナウ河から両側の街並みや風景を楽しむわけですがバスでの移動も決して悪くありません。
お客様はヴァッハウ渓谷の風光明媚な風景を満喫し、デュルンシュタインではワイン試飲もして楽しい1日となりました。
翌日もまた同じ内容のヴァッハウ渓谷日帰りツアーでしたが、もちろん違うお客様をアテンドしました。