ウィーンによく見られるこの時期の花 136 (キバナイチゲ)

復活祭の3月27日から夏時間になり、それに合わせるかのようにウィーンの街は春らしくなってきました。

街路樹にも多いマロニエもつぼみが見られリンク道路沿いの並木も緑が徐々に多くなってきています。

春のこの時期は花の話題が多くなりますが、季節を象徴するものですからそれはそれでいいと思います。

今日のこの花も地元ではよく知られた花です。

 

こちらはドイツ語で

Gelbes Windröschen

(ゲルべス 

 ヴィントレースヒェン)、

学名で

Anemone ranunculoides 

日本語ではキバナイチゲです。

キンポウゲ科のイチリンソウ属

で多年草です。

gelbはドイツ語では黄色という意味です。

原産はヨーロッパです。

 

 

開花時期は3月~5月、花の色は濃い黄色、高さは10cm~20cmです。

花が咲いた後に葉が登場します。

葉の先がのこぎりのようにギザギザになっていて、葉は花の下の周りにスカートを広げたように円形になっています。

 

こちらでは森や湿気がある茂みの中で野生で多く咲いています。

写真は2016年3月23日10:00頃シェーンブルン宮殿のローマの廃墟の近くで撮影したものです。

 

 

 

 

 

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