自然を観察すると少しずつ緑が見え始めてきました。
今年最初の花としてキバナセツブンソウ、その後マツユキソウとこの時期定番に咲いている花を取り上げましたが、プリムラもこの時期に春を感じる花として人気があります。
ドイツ語でPrimeln
(プリーメルン)、
学名ではPrimula vulgaris,
日本語ではプリムラとかサクラソウと呼ばれています。
サクラソウ科でサクラソウ属で、ほとんどが多年草です。
プリムラは栽培種が非常に多く、
500種類以上と言われています。
原産は西、南ヨーロッパです。
開花時期は3月~4月と一般的には言われていますが、この写真に見られるように2月上旬でも咲いています。
花は黄色や薄い黄色で、花の直径は3.5cmぐらいまででしょうか。
全体の高さは10cmぐらいととても低いです。こちらでは標高1500mぐらいまでの自然の中でもかなり見られます。
自然の中だけでなく、例えば植えたものが時と共に自然にどんどん増えていくことが多いので、この時期公園や庭の至る所にたくさん見ることができます。
2016年2月6日11:45分頃の撮影で、ベルヴェデーレ宮殿横にある植物庭園に咲いていたものです。